夏おにぎり (ハルキ文庫 わ 1-31 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
夏おにぎり (ハルキ文庫 わ 1-31 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控) / 感想・レビュー
万葉語り
シリーズ28作目。瑠璃さんがしゃべった!と「クララが歩いた!」ぐらいの勢いで思った。このままよい主治医が見つかって回復に向かえばいいのにと思いきや、そうはいかないのがこのシリーズの醍醐味。お料理相変わらずおいしそうでした。2018-96
2018/05/08
優希
夏に優しい料理と人情でほっこりです。
2022/08/21
ワッピー
たまたま書店で手に取ったものの、どうやら長く続いたシリーズらしい。藩を出奔し、武士をやめて料理人となった季蔵と元の許嫁の記憶喪失を軸に、座頭殺しと毒殺未遂の事件が交差する。市井の料理人でありながら、町奉行とも近しく、事件に巻き込まれる季蔵の料理帖。「滋味そうめん」「夏おにぎり」「冷やし煎餅」「江戸一穴子」の4編収録。全体に硬めの文章とこれまでの流れがわからないことにより未消化気味。和食の献立については、池波ワールドにハマっていた頃は実際に自分で試してみたこともありましたが、今は想像のみで満足しています。
2019/04/25
ううち
おき玖ちゃんがすっかり幸せそうになっていて嬉しい。新たな先生の治療で、瑠璃さんも少し回復してきたかと思ったのに…なかなか恵まれませんね。夏おにぎりが美味しそうでした。田端様がお料理を食べてくれてちょっと驚き。
2015/11/04
えみりん☆
第二幕の開幕とのことで早速読んでみましたが、今まで通り?おき玖ちゃんが嫁に行き少々寂しさの漂う一膳飯屋「塩梅屋」だけど、ドタバタと話は進んで行きます。悪の黒幕が信頼を置いていた人であることの確証を掴むと庇い立てしたいのも分かるし、何より瑠璃さんの今後が心配になります。鰻料理穴子料理は今が旬で、なかなか美味しそうです。いろんな種類のおにぎりを俵型に握って衣をつけて揚げるのは冷蔵庫なんて無い時代の庶民の知恵だと感心しました。鰻の生血に毒があるのは知りませんでした。というか、鰻の刺身って有りなのかしら?!蒲焼き
2015/07/25
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