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ライフルバード: 狙撃捜査 (ハルキ文庫 ふ 8-1)

ライフルバード: 狙撃捜査 (ハルキ文庫 ふ 8-1)

ライフルバード: 狙撃捜査 (ハルキ文庫 ふ 8-1)

作家
深見真
出版社
角川春樹事務所
発売日
2015-08-01
ISBN
9784758439367
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ライフルバード: 狙撃捜査 (ハルキ文庫 ふ 8-1) / 感想・レビュー

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coco

狙撃手が主人公の警察小説。まさかの展開からどんどん事件の背景が大きく広がっていき、手に汗握る緊張の連続。ハラハラドキドキ、心臓バクバク。銃に関する描写が多く、読みづらいところもあったけど、結末が気になり一気読み。読み終えてホッと一息。

2015/09/01

GAKU

終盤まで物語は盛り上がらないし、主人公大谷の魅力も物足りない。事件に関わりがあるとはいえ、香織を同行しての行動もあり得ないし、事件の真相もなんかしっくりとこない。全体的に重さというか、深みが無い。銃器等に関するマニアックな説明も、ちょっと過多な気が。同じ狙撃手が主人公、スティーヴン・ハンターのボブ・リー・スワガー・シリーズには、足許にも及ばない作品でした。「ゴルゴタ」のようにもっと主人公を暴れまくれさせて欲しかった。「ゴルゴタ」、「ブラッドバス」と比較すると、私としては期待外れの1冊でした。

2015/11/14

keith

公安、CIA、カルト宗教とリアリティには欠けてましたが、それを補って余りあるスピード感でした。県警機動隊の狙撃手とアメリカ海兵隊のスナイパーの駆け引きと対決がすごく面白かったです。

2016/01/12

JACK

◎ 銀行強盗の犯人は無防備に銀行からでてきた所を機動隊員の狙撃手、大谷浩二に射殺された。もう一人の犯人は拳銃で自殺を図る。派遣社員の平田香織はTVのニュース番組で、何年も会っていない父の顔が強盗犯として報道されているのを見る。しかし、報道された名前は別人だった。不信感を抱く香織の元に、事件の結末に疑問を持つ大谷が現れる。これは警察の捜査ミスなのか。あるいは何か裏があるのか。狙撃手が事件の謎に挑むサスペンス。相変わらず銃器や狙撃手の描写が深くて面白い。

2016/02/29

活字スキー

ウルトラヘビーな古典を読んだあとはスカッと爽快なエンタメを……と思ったのだが、結果的に主人公が人を射殺する話が続いてしまったけど、ま、いいか!一般文芸ということで、深見作品のお約束はかなり抑えられている。しかしCIAやカルト、公安が入り交じった虚々実々のサスペンスとマニア趣味全開のミリタリ、筋トレ、そして映画や文学からの引用は相変わらずな一方で、恐ろしく魅力に欠けるヒロインをはじめ役柄をこなすだけのうっすい人物描写など、清々しいまでに「自分の書きたいものしか書かない」フカミンまじフカミン。

2019/07/30

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