KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ハレのヒ食堂の朝ごはん (ハルキ文庫 な 15-1)

ハレのヒ食堂の朝ごはん (ハルキ文庫 な 15-1)

ハレのヒ食堂の朝ごはん (ハルキ文庫 な 15-1)

作家
成田名璃子
出版社
角川春樹事務所
発売日
2016-05-12
ISBN
9784758440035
amazonで購入する Kindle版を購入する

ハレのヒ食堂の朝ごはん (ハルキ文庫 な 15-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

しんごろ

『東京すみっこごはん』が、夜ごはん専門店なら、『ハレのヒ食堂の朝ごはん』は、朝ごはん専門店!そのうちに昼ごはん専門店の作品も、いつかできると勝手に思ってます(^^)読みやすく、出てくる料理も美味しそうで、ついつい食べたくなりますね(^^)『東京すみっこごはん』もそうですが、何品かは物語中にさりげなくレシピが描かれてるので、思わず自分で料理したくなります(^^;)涙腺が弱くなってきた自分はラストの方はジーンとしちゃいますね(^^)次回作、早く読みたいし楽しみと思う作家さんのひとりですo(^-^)o

2016/07/18

SJW

「東京すみっこごはん」の成田さんの作品。ホームレスで一文無しになった深雪が援交をしてお金を稼ごうとするが出来ず、吉祥寺の公園の池のほとりにある朝ごはん専門店「ハレのヒ食堂」の店主 晴子に助けられる。深雪は店を手伝うが晴子が作る料理は美味しいのに客が少ない。そんな二人が切り盛りして少しずつさらに美味しくしていくという話。読んでいるとお腹ご鳴ってしまいそうになる。美味しい焼き魚では以前ミシュランの店で食べた焼き魚を思いだし、美味しいご飯ではガス釜炊飯器で炊いた教会の昼御飯を思い出した。

2019/04/02

相田うえお

★★★★★17043 良かったです。若干コミュ障気味の2人の女性が朝ごはん専門店で奮闘しながら、周りの人に支えられ少しづつ自分を変えていく話でしょうか。ほんといい話でした。この作家さんは2作品しか読んでませんが、言葉の選択も上手いし、話に起伏を付けるタイミングが特にいいなーと思います。激しい凹凸じゃないんですけど心にきますね、可笑しくて吹き出しますね、登場人物達と一緒に感動してる気がしますね。あ"〜、山椒の効いた麻婆豆腐食いたくなったー!あ"〜、白いごはんだけで美味しいー って言ってみたい!!

2017/05/04

yanae

「黒い結婚白い結婚」のアンソロジーでファンになった成田さん。初長編です。元の成田さんのイメージ通り優しい素敵なお話でした。ホームレスになりかけた深幸がひょんなことから晴子のハレのヒ食堂で働くことに。コミュ障(笑)の二人が接客業に奮闘して成長するようすを描く。個人的にはメインの二人が不器用ながらも助け合う姿が好ましかった。そして周りの人たちの優しさも。この短さで終わってしまうのがもったいないなとつくづく。晴子さん深幸のその後がどこかでわかるとよいな。成田さんやっぱりいい。引き続き追いかけます!

2017/10/17

ゴンゾウ@新潮部

タイトルからはかけ離れたショッキングなエピソードから始まったが、その後はいたって普通の物語だった。繁盛していない食堂を軌道にのせることで自信を取り戻す春子と深幸。よい話だけど展開が読めてしまう。料理のこともごくごく基本的なことで驚きがない。全体的にもっと深みが欲しかった。

2017/03/25

感想・レビューをもっと見る