書店員の恋 (ハルキ文庫 う 8-2)
書店員の恋 (ハルキ文庫 う 8-2) / 感想・レビュー
三代目 びあだいまおう
書店が大好き、エプロン姿の書店員さんも知的で優しそうで大好きです!で、作品名で購入!素晴らしく素敵な『書店員の恋』のお話でした!あまり読まれてないようなのが不思議な程です。愛かカネか、大事にすべきは何か、何がホントに大切なのか、悩んでもきっと正解にはたどり着けない。でも自分で答えを出さなきゃいけないし、その責も自分で負わなきゃならない。多かれ少なかれそんな経験皆さんありません?主人公翔子は自分に自信がなく目標も夢も見出だせないごく身近な私達です。その彼女が奇跡的な出会いを経て選ぶ選択は?是非読んで‼️🙇
2019/01/14
糸巻
26歳の翔子は大手書店で働く書店員。担当フロアのチーフに抜擢されケータイ小説で一躍有名になった歯科医の青木と出会う。しかし翔子には一流シェフが夢だがファミレスでバイト中の恋人・大輔の存在が。大輔の事は好きだけど夢だけでは暮らせない。愛か金か翔子はどちらを選ぶのか…。お仕事と恋愛の両方をバランス良く兼ね備えた物語である。翔子の悩み・迷いを身近に感じ親近感が湧く。仕事も恋も最後に残るのは好きだという気持ちって思い切りベタだけど忘れてる人も多いはず。ちょっと懐かしい恋愛ドラマを観ているような感覚もあった。
2020/01/29
えりこんぐ
シンプルに、どっちが好きなの?と聞かれても迷うくらいの正反対な男性2人。私は迷わずに作家先生一択なんですけどね。『ケータイ小説』に時代を感じた! スマホもまだない時代。なつかし。【積読46】
2024/08/19
ロマンチッカーnao
真面目で本好きな書店員の翔子さん。お金と愛で真面目に迷う。お金がなくたって愛さえされば幸せよ。とは言えない現実。周りの友人は、玉の輿を狙って男を狙う。でも現実はそんなに甘くない。そんな翔子さんに新人作家さんを自分の担当する文芸エリアで売出し、好評を得る。その縁で作家さんと仲良くなる。そして、大好きだけどお金のない恋人と微妙な空気が。され、真面目な翔子さんはどちらを選ぶのか。いやぁ、金と愛は永遠の課題ですね。
2022/05/20
ロマンチッカーnao
本好きだから、本に囲まれて一度は仕事をしてみたい。そんな思いを持ってるので、本屋さんで働く人の本は自然に手が伸びます。そんなわけでこの本も知らずに再読。途中でこの本以前によんだことなるなぁってなりました。書店で働く女性。大好きだけどお金がなくて夢もなくしてしまいそうな恋人が居る。そこにちょっと変だけど、仕事が出来てお金もある男が現れる。愛情とマネー永遠の課題ですね。なんとなくまた読んでしまいそうな一冊です。
2024/02/18
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