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闘う女 (ハルキ文庫 こ 9-3)

闘う女 (ハルキ文庫 こ 9-3)

闘う女 (ハルキ文庫 こ 9-3)

作家
小手鞠るい
出版社
角川春樹事務所
発売日
2016-08-09
ISBN
9784758440240
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闘う女 (ハルキ文庫 こ 9-3) / 感想・レビュー

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波多野七月

「人生は、片道切符」この言葉に、強く背中を押された。道が見つからないなら、道を作ればいい。出口が見つからないのなら、出口を作ってしまえばいい。何て格好良くて、強いヒロインなんだろう。1980年代、今よりも女性達が不自由だった時代。フリーライターを目指す、バツイチの主人公の奮闘の日々。書くということ、書くことで自分自身になれるということ。何度でもスタートラインに立とうとするその凛とした生きざまに、ひょっとして「著者がモデルなのではないか」と考えてしまった。何があっても闘うヒロインを、ただ応援したくなる。

2016/09/17

hiromura

久しぶりに小手鞠さん。インド帰りでノンフィクション作家を目指す主人公。フリーライターや編集者のお仕事小説っぽいが、小手鞠さんの実話なのか?とも思ったりしてしまう。1冊の本を出版するために共に歩んできた編集長がセクハラおやじに化けるとは!?いかにも作り話っぽく感じてしまう(が、そういうこともやっぱりあるのか?)。誤植1か所発見(初対面で「こんちには」とは言わないよね)

2016/09/13

バーベナ

ノンフィクション作家を目指すバツイチ29歳の菊香。うまい話もあったけれど、そこで流されない。行きたい道を進む。読み手の世代で、読後感がかわりそう。私は、言い方は悪いけれど、ノ~プランでも暮らしていける時代だったんだなぁ1980年代。と思った。

2017/04/17

こばゆみ

表紙とタイトルにちょっと気後れしたけど読んで良かった。「人生は片道切符」という言葉の力強さに励まされる。同じ作者の「早春恋小路上ル」と雰囲気が似ていたから、この小説にも作者の実体験がだいぶ含まれているんだろうな。

2018/08/24

ポケット

ノンフィクション作家になるためインドを旅して、東京で一人暮らし。バイト生活で、なかなかインド旅の執筆は進まず。ある出会いからフリーライターの道に足を踏み入れるも、インド旅の本はますます遠ざかる。めげずに頑張る闘う女。私も、もう少し若ければ闘えるのだけどね。主人公に拍手でエールを送り読み終えました。力を少しもらいました。

2016/09/20

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