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びんぼう草 (ハルキ文庫 む 2-7)

びんぼう草 (ハルキ文庫 む 2-7)

びんぼう草 (ハルキ文庫 む 2-7)

作家
群ようこ
出版社
角川春樹事務所
発売日
2016-09-01
ISBN
9784758440349
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びんぼう草 (ハルキ文庫 む 2-7) / 感想・レビュー

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SJW

癖のある変わった7人の女性達の短編集。癖がありすぎてなかなか感情移入できずに、距離を置いて覚めた目で読んでいたが、はた目を気にしない彼女達の潔さは羨ましいかも。また群さんの猫の話はなかなかリアリティがあり面白く、引き続き群さんの猫の話をもっと読みたい。

2019/06/30

相田うえお

★★★★★ 18001 貧乏臭いんだけど、なんかいいなぁ〜と感じる短編集①満員電車、前後の人を書見台と背もたれにしてる人いるいる!②シジミをペットで水槽に?味噌入れたい〜③殻が激硬の鬼胡桃、素手で割ったら超人④友人宅訪問で子供に「お名前は?」「ちんちん」「いくつ?」「うんこ!」んー、頭引っ叩きたくなる⑤色気づいて髪の毛いじってる事をグルーミングと表現するとは斬新!⑥当方、ぶち猫の名前を「ぶー」三毛猫を「みー」とした事があるが安易過ぎか?⑦子供は無邪気だ!遺体の顔の白布を取って「いないいないばぁ〜」だと!

2018/01/02

さてさて

『すさまじい音をたてながらローラースケートでやってきて、「光GENJIかけてよぉ」といいながら店内で勝手に踊りだす小学生の男の子たち』今から30年以上前、1990年に刊行されたこの作品には、当時の時代感をさまざまに感じさせる味わい深い七つの物語が描かれていました。思わずクスッと笑みをもらしてしまうゆるく軽い物語が束の間の幸せな読書時間を提供してくれるこの作品。猫好きでいらっしゃる群さんの猫を見る優しい眼差しを感じるこの作品。兎にも角にもほっこりした小説が読みたい、そんな貴方に強くおすすめしたい作品でした。

2023/12/22

ふう

子どものとき、友だちと遊んでいて「その草にさわると貧乏になるから、さわっちゃダメ!」と言い合っこしていました。どんな草だったか思い出せませんが…。多分わたしはいっぱいさわったのでしょう。この本に登場する人たちも、知らないうちにさわっていたのかもしれません。主人公も、脇で活躍する人たちも。でも、貧乏でも人には理解してもらえないような嗜好があり、それが小さな楽しみ、小さな幸せになっています。23年も前の短編集なので、今との違いも楽しめます。昔から猫にはやさしく、子どもと男性には厳しかったんですね。

2017/02/18

http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/08/post-6956d9.html 表紙絵に釣られて買ってしまったのですが、これまでの群さんの本のようには、合いませんでした。

2023/08/05

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