未来へ・・・(下) (ハルキ文庫 あ 22-3)
未来へ・・・(下) (ハルキ文庫 あ 22-3) / 感想・レビュー
ままこ
久々に読んだ“独特の口語調”新井素子の長編SF作品、面白く堪能させてもらった。事故を回避する為に現在と過去にいる当事者達がああでもない、こうでもないと話し合いながら諦めず奇跡を起こしていく後半は突拍子のない話なのに納得出来る展開で、結末も良かった。文庫本にはボーナストラックがついて嬉しかったのー。
2017/05/09
ロボット刑事K
あんなに夢中だった素子さんなのに。僕の身体が昔より大人になったからなのか。by壊れかけのレディオ。行きつ戻りつ、同じとこをウロウロしてるようなカンジが疲れました。図書館の利用法だの野球のルールだの。本筋と関係ないことでページを使い過ぎです。他人が自分の双子の見分けがつかないのが信じられない?他人の双子の見分け方なんて知らんがな。結局想定外の遠足阻止は反則じゃね?あの長い前振りはなんだったの。結局あちらの結果はこちらに影響しませんってオチ。☆2つ。この連載をリアルタイムで読んだ人は大変だったでしょうなあ。
2022/12/12
鍵ちゃん
遠足バスの事故で愛娘・香苗を亡くした母・若葉は事故から十六年後に見るようになった不思議な夢の中で、過去の自分と交信ができることに気づいた。香苗の死を回避しようとする若葉は、香苗だけでなくバスに乗り合わせた全員を助けたいと言い出す。いくつもの難題に頭を悩ます母を見かねた香苗の双子の妹・菜苗は(過去の改変)の手助けをすることになるが…。パラレルワールドハートフルファンタジー!
2020/11/03
ゆう
かなちゃんを救う為に、何故野球?と笑いながらも、それによって坂井さんとの仲が深まり良い感じ。 最後上手くいったのか? と思ったらそういう事か。 ハッピーエンドでもありアンハッピーエンドでもある。そうだよね。 現実はそうだよね。と納得。 こんなエンディングも夢があって素敵かもしれない
2022/12/01
Hachi_bee
文庫版書き下ろし特別短編「ここではない、でも、どこかにあるのかも知れない、いつか、どこか」のために本編があったのではないかと思えた。長い長い本編を読まずにこの短編を読んでも全然心に響かないだろうし、本編を読んだのみだと消化不良になりそう。単行本を買って読んで、文庫本に手を出さなかった方がカワイソウです。 【再掲】神奈川県秦野市の「ミライエ」ってステキです。→http://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1001000000150/index.html
2017/06/04
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