南蛮菓子 料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-44 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
南蛮菓子 料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-44 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控) / 感想・レビュー
タイ子
昨年の読み納めで今年最初のレビューになりました。 第2幕目の7弾。この作品も長くなったなぁ。 今回は鰯料理と春菊を使った料理が多くて、相変わらず季蔵さんも裏家業に走り回り、その中で愛しい瑠璃さんが危うい目にあったり忙しくしておりました。 飴の種類と効用書きが参考になったかな。 瑠璃さんは元の瑠璃さんに戻る日がくるのでしょうか。
2017/12/31
たんぽぽ
鷲尾の双子って、後出しじゃんけんみたいでちょっと苦しい。 師走飯、春菊尽くしには興味あり。
2018/03/15
小梅さん。
尚吉たちには幸せになってほしかった。 過去の隠謀が長く影を落とすのが悲しい。 それに、あの人があんな人で、あいつとつながっていたなんて思いもしなかった。 妄執って恐ろしい。 でも、それを乗り越えて穏やかな幸せが訪れますように。
2018/01/13
ろここ
母との交換本で手元にきた1冊。美味しいものを求める江戸っ子料理人の話(みをつくしみたいな…)だと思ったら、シリーズ物の途中で34作目だわ、予想よりダークだわでびっくり。みなさんの感想を読んで納得。これはそういうシリーズなのですね。料理一辺倒じゃなく、謎の解明が話の軸になるのが面白かった。そうそう、春菊が苦手だと話す三吉に「心の疲れに効き目のある香りは、年齢が行かないと美味しく感じられない」と話すシーンになるほど、と。私は最近漸くふきのとうが美味しく感じるようになったばかりです。心が疲れてきてるのか〜。
2018/04/30
たーくん
日本橋は木原店にある一膳飯屋「塩梅屋」では、年の瀬に限り昼御飯を供している。今年の師走飯は鰯の照り焼き汁かけ飯に決まった。鰯を届けてくれている船頭の豪助が家を出て、兄貴分の尚吉と暮らしているという。師走飯が好評の、そんなある日、岡っ引きの松次と同心の田端が店にやってきた。綱元孫右衛門の娘・理恵が殺されたという。理恵は尚吉の許嫁だった―。鰯の団子汁、春菊の天ぷらうどん、鳥鍋、鰆のカラスミ…など美味しい料理と季蔵の推理が冴えわたる、書き下ろし大ベストセラーシリーズ第34弾。
2023/06/02
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