追憶 新・剣客太平記(九) (ハルキ文庫 お 13-20)
追憶 新・剣客太平記(九) (ハルキ文庫 お 13-20) / 感想・レビュー
とし
新・剣客太平記「追憶」9巻。お~今回はハラハラドキドキ竜蔵、お夏、綾さんの三角関係行動には出ないがそれぞれの心の葛藤駆け引き面白くございました。
2018/08/22
竹城 俊之介
別に、時代小説とか好きでもなんでもなかった私。剣客太平記シリーズのせいで、岡本さとる先生にどっぷりはまってしまいました。 そんな本シリーズも残り2冊。一抹の寂しさが募ります。歳を重ね、すっかり円熟味を増した狭竜蔵、42歳。喧嘩仲裁してた勢いのある性格が魅力だったはずなのに、すっかり落ち着いてしまいました。喧嘩っぱやくはなくなったけど、根っこの部分は変わらない。若き日とはまた違った、味のある魅力を感じさせます。 次巻は大団円。歴代のいろんなキャラが、どんな感じででてくるのか、楽しみなような。寂しいような。
2020/11/25
Totchang
男に慕われる漢は女性にも慕われる。なかなかそんな英雄にはなれませんが、峻竜蔵にはそんな雰囲気があるようです。表紙の絵はそれを如実に表す新田道場の主新田玄道の娘にして女剣士夏が素面で竜蔵との稽古に挑む場面です。同士にして愛おしい。やるせない一場面を竜蔵の妻綾がどう感じていたのかを推し量る、夏の一言がホロリとさせます。
2018/10/30
ドナルド@灯れ松明の火
孤高の剣客玄道の奢る弟子と、一人腕を磨く玄道の娘。切ないなぁ。
2020/08/23
chacha
新シリーズ九 「玉かんの仁吉」にからむ二編がなかなか良かった。仲太郎と仁吉2人お互いを気遣いながらうまくやっていけそう。剣客にもいろいろですね。だんだんと落ち着きを身につけ、道場主としてあれこれ悩みながらも円熟味を増してきた竜蔵。かつて、いっしょに稽古したお夏が剣の腕を上げ 、二人真剣に立ち会えば剣を通して心通わせる。綾さんはすごいですね。
2022/06/29
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