山手線謎日和(2) (ハルキ文庫 ち 2-6)
山手線謎日和(2) (ハルキ文庫 ち 2-6) / 感想・レビュー
しんごろ
東京に住んだことないし、修学旅行の一回ポッキリの東京に行っただけの田舎者だから、山手線とか全くわかりませんが、それなりに楽しく読めました。面白いんだけど、イズミが出来過ぎた真似というか、余計なお節介というか、そこまでするかと、ツッコみたくなる。世の中、いろいろな人がいるということかな。話の内容は置いといて、ナポリタンがすごく食べたくなりますね。(結局、食い気 笑)
2019/06/08
へくとぱすかる
2冊の都合6編を読み終わって、何となく作品世界がわかってきたような気がする。定番の形があるということは、安心して読めるということでもある。山手線の駅は29もあるから続きを期待しながら楽しめそう。小さな事件を通して、心の奥に複雑な思いを抱える人々が描かれ、山手線群像とでも言うべきか、名もなき人々の生活実態(もちろん現代の)が、イズミの目に映ってすくい上げられる。ミステリにできることはまだまだ多様だと感じる。
2019/05/26
らび
山手線・渋谷、新橋,目白各駅の3編。どれも見過ごしてしまうようなというか、気が付く方がどうかしてる?っていう些細な、そして大いなる好奇心が謎を解いていく。普段ほとんど電車に乗らない生活なので山手線内均一定期とかコインロッカーのレシートとか知らなかったのでちょっと勉強になりました。しかしいつでも「ナポリタン」ばっか食べているような印象で折角なので「オムライス」が○
2019/05/31
onasu
小さな出版社に勤める折川イズミと、日がな一日山手線に乗って本を読んでいるという和泉怜史(サトシ)の巣鴨の喫茶店デザート・ムーンを舞台に、じゃない山手線を舞台にした謎解き第二弾。 目的は違えど、和泉と同じく山手線内定期券を持つ者が現れたのはおもしろかったが、和泉がイズミの仕事と関わりのある本を車内で読んでいる描写がないと、やはり一味欠けるか。 イズミと和泉がやり合いながらも謎解きをしていく傍ら、喫茶店マスターの榊、イズミの先輩鳥飼が、カフェを営む小岩井沙月にほの字なのは、変わらぬ欠かせない趣向でした。
2019/04/18
お涼
シリーズ2作目。イズミと和泉の関係性はこのままなのかな?相変わらずイズミのお節介度合いが理解できない。
2021/02/22
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