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真夏の雷管 (ハルキ文庫)

真夏の雷管 (ハルキ文庫)

真夏の雷管 (ハルキ文庫)

作家
佐々木譲
出版社
角川春樹事務所
発売日
2019-07-13
ISBN
9784758442749
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真夏の雷管 (ハルキ文庫) / 感想・レビュー

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SJW

待ちに待っていた道警シリーズ第八弾。バラバラな犯罪が関係ないように見えていても次第につながりハラハラドキドキのサスペンスへと進展していく。札幌の街をよく知っていればもっと楽しめるだろうにといつも悔しい思いをしてしまう。最後のエンディングはお決まりのジャズバーでのほっとするひととき。これも道警シリーズを読んでしまう目的かな。

2020/01/16

ふじさん

道警シリーズは好きで、第一作から読んでいる。警察小説はあまり好きではないが、佐々木譲の作品だけは好きだ。今回は、シリーズ8作目。鉄道好きの少年大樹とJRを解雇された梶本とが出会い、一緒に行動する中で、JR北海道に恨みを抱く梶本の爆弾事件に巻き込まれるが、最後は大樹の協力等で事件は未遂で終わる。少年の万引きや家族の背景を捉えたり、地道な窃盗事件の追跡等、個々のエピソードは面白いものの、どこへ向かうのか読み切れない内に事件の核心へ。物語の心地良い疾走感と緊張感に包まれ、一気に読んでしまった。

2020/12/06

タツ フカガワ

シリーズ8作目。万引き被害に遭った店からの通報で駆け付けた小島真理は、小学生の少年を捕まえるが、署内で逃げられてしまう。一方佐伯は盗難に遭った園芸店へ向かう。盗まれたのは化学肥料30㎏。だがそれは、爆弾の原料にもなるものだった。次第に犯人像と目的が判明していくあたりからサスペンス度が加速度的に増していく。終盤のハラハラ感はシリーズ屈指ではないかしらん。

2021/05/05

nemuro

昨年の夏、<北海道警察>シリーズ第8弾の本書を購入。シリーズ中、自宅本棚にあったのはシリーズ第1弾の『笑う警官』のみ。どうせならシリーズを順番に読もうかと、残りの6冊も買い揃え、のんびりと読み進めてみた。『笑う警官』の読了が昨年10月15日なので、半年ほどでの読了。随分と長く楽しませてもらったことになる。改めて帯を見ると、「チームワークで結ばれた警官たちが、鉄道爆弾テロに立ち向かう!タイムリミットサスペンス」とあって、なるほど、さすが的確に要約されている。さて、ジッと続編を待つとしようか。

2020/04/04

ゴルフ72

閉店間際の老舗での万引き、爆薬材料の窃盗事件、そして雷管窃盗、全ては苗穂跨線橋で出会う少年とある男に繋がる。小島百合、佐伯、新宮刑事たちのそれぞれの動きが次第につながっていく。久しぶりに佐々木作品を読んだ。ラストに向かう緊迫感が良い!

2019/10/14

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