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星空病院 キッチン花 (ハルキ文庫 わ)

星空病院 キッチン花 (ハルキ文庫 わ)

星空病院 キッチン花 (ハルキ文庫 わ)

作家
渡辺淳子
出版社
角川春樹事務所
発売日
2019-12-16
ISBN
9784758443135
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星空病院 キッチン花 (ハルキ文庫 わ) / 感想・レビュー

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しんごろ

料理で患者の心を癒す話なのかな。名誉院長は外科医でなく、ホントは精神科医じゃないのか。とにかく患者やお見舞いの人の心のすき間を埋める。とにかく患者のことを知り尽くしてる。さては、半下石(はんげいし)院長は間者か!それは置いといて、美味しい物を食べることで、病気ときっちり向かいあって、患者の治そうという気持ちを持ってくれるのかなと思える。第二話が、雨降って地固まるみたいで良かった。半下石名誉院長も謎めいてるが、綿さんは一体何者。序章も謎。謎だらけだから、続編あるでしょう。続編出たら、すぐ読みます。

2020/05/02

タイ子

病院の中にある別館にて特別な人のための特別な食事が出てくる「キッチン花」と、そこに招待される患者、家族たちのそれぞれの人生を描いた物語。料理を作る凄腕(?)シェフは病院の院長先生。病気になって初めて見えてくるものがあり、ギクシャクしていた家族の関係も病室の中ではお互いを思いやる気持ちになっている。そんなことってありますよね。医食同源、食べるということは生きるということ。その思いを院長先生が形にしてくれる。だからってタダではないところがいい。アシスタントの綿貫さんの正体が今一つ掴めないのが気になる。

2021/02/28

ぶんこ

星空病院別館にあるキッチン花は、名誉院長が運営?しています。悩みを抱え、前に進められない病院の患者や家族、看護師など、病院に関わりのある人々が、美味しい食事を供されながら癒され、前に向かっていく気力を取り戻します。入院していた頃の諸々を思い出し、わたしにもキッチン花があったなら・・なんて思ってしまいました。自分や家族が入院していると、美味しい食事をゆったり食べさせていただけるのは、最高の癒しでしょう。続きが読みたくなりました。

2020/03/13

野のこ

清掃員の女性と序章のアシスタントが謎のままで気になりました。これ続きもの?あと、茹で卵が入った水餃子ってそのまま一個を入れるのかも気になりました。でかくなるしそんなことはないか。「心のままにふたを開けてみればいい」が印象的。半下石先生はカラッと明るいけど、秀太とかじめっとした登場人物がいてあまり好きになれず残念。

2020/04/13

じょんじょん

続編の『遠足はたまごサンド』を先に読んでしまっていて、ようやく本編を読めました。著者は看護師さんだったということで、1話めの病院や入院患者の様子、ナースのお仕事などは詳細な描写に感心しました。自分も最近2カ月の手術 入院をしたときに、同室の年配の男性たちのわがままというか、主張には驚かされたので、そうだよなあという部分も多かったです。自分はハートフルストーリーと料理や食事のストーリーが好きなのですが、その点では続編にも感じたことですが、少々押しつけ的な印象があり、ほっこりしきれなかったかもしれません。

2022/02/21

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