最果ての街 (ハルキ文庫 に 11-1)
最果ての街 (ハルキ文庫 に 11-1) / 感想・レビュー
カノープス
最高の最後、いきなりのミステリー展開になるまではルポルタージュ小説を読んでいるような不思議な手触りだった。何点か不自然に思うところはあるが、自分が知らない世界の話ゆえ、その感覚が正しいのかはわからない。
2020/07/19
かすり
山谷ハローワーク所長が、殺されたホームレス、飯樋の身元を探ると驚愕の真実が…。…という物語を描きたかった意図はわかるが小説としてもミステリとしても雑。被害者がホームレスとはいえ連続殺人(しかも後出し)を警察が放置する?被害者が周りと関わりを持とうとしなかった動機も薄いというか分からない。福島出身の根拠も…これだけ?「オヤジ」の家庭不和や終盤で畳み掛けられる意外な犯人も取って付け感が半端ないし逮捕の場面に至っては突っ込みどころありすぎ。
2020/06/23
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