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稲荷書店きつね堂 神田の面影巡り (ハルキ文庫 あ)

稲荷書店きつね堂 神田の面影巡り (ハルキ文庫 あ)

稲荷書店きつね堂 神田の面影巡り (ハルキ文庫 あ)

作家
蒼月海里
出版社
角川春樹事務所
発売日
2020-09-15
ISBN
9784758443593
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稲荷書店きつね堂 神田の面影巡り (ハルキ文庫 あ) / 感想・レビュー

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しんごろ

アヤカシの登場ばかりの今作。“髪切り”は、また登場してきそう。ヨモギと千牧が、お爺さん思いで微笑ましい。新たな仲間も加わったことだし、稲荷書店という小さな本屋さんを守ってほしい。本屋さんを守ってほしいから、三谷の言葉が胸を打つ。店の規模が大なり小なり、本屋さんがなくならないように、できるだけ本屋さんで本を買いたいと思う。それにしても、あいつは、まともに登場できないのか。顔を合わせたら、見境なくパーティーしよう攻撃。でも憎めないキャラなんだよね。小咄、笑えるわ。コバルト、相変わらずいい味出してるわ。

2020/09/20

ぶんこ

2巻より先に3巻を読んだので犬の千牧に驚く。なんだか大きな犬と小さな猫が仲良く暮らしている情景が浮かんでしまいますが、ヨモギは白狐。今回も色々なアヤカシが出現しますが、そんな時ヨモギは誰をも受け入れ、力になろうとしています。ここがすごいなと感心しました。そういえばおじいさんも同じですね。確定申告の時期だからか、会計ソフトを操るテラがお手伝いに加わったのが羨ましい。最後に登場したコバルト。彼が登場する作品も読んでいるのに、すっかり忘れています。この本に色々と登場するようですが、忘れているので読み直そうかな。

2022/01/30

ぽろん

シリーズ3巻。私のスマホにもテラが欲しいなあ。来てくれないかしら⁈ ヨモギと千牧のペアもすっかりきつね堂に馴染んでいる。おじいさん、彼らの為にも、長生きして下さいね。

2020/10/09

Kazuko Ohta

怪談は語られてこそのもの。語られなくなれば、あやかしは人々から忘れられてしまう。あやかしといえども忘れられると淋しいから、必死で現れようとする。そんな状況を思うと、恐ろしげなあやかしも健気で愛おしく。どのあやかしも忘れられないようにここにとどまって、それぞれが就いた(憑いたではなく(笑))商売が繁盛するように協力しあう姿も微笑ましい。200頁程度の薄さも読みやすくて、長編小説の合間に読むエナジードリンク的存在。でもやっぱり気になるんです。誰かヨモギに「学校に行かんでええんか」とツッコミ入れてくれませんか。

2021/03/04

一華

三作目…また新しい仲間も増え、ヨモギの人徳、いや狐徳?アヤカシたちに助けられながら、きつね堂の経営は順調に進んでいるようです。お兄ちゃんのカシワの冒険譚もあったらいいな…

2020/11/07

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