親王殿下のパティシエール(3) 紫禁城のフランス人 (ハルキ文庫)
親王殿下のパティシエール(3) 紫禁城のフランス人 (ハルキ文庫) / 感想・レビュー
しんごろ
シリーズ第3弾も、改行が少ないしルビが少なめで読むのに苦戦。それでも今作は登場人物の紹介があり、少しは読みやすくなった。読んでで疲れるけど、読み出した以上、シリーズ最後まで読み続けたいと思いますがね。謹慎で厨房に入れないマリー。別の部屋でお菓子修行することに。未だ仏華ハーフということで異分子扱い。文化の違いもあり、そりゃいろいろ大変さあ。大変な中で、お菓子修行には妥協せず、厨房に戻るために頑張る姿は見習いたい。永璘の秘密、まだまだありそう。マリーと永璘、いい関係を保ってほしい。マリー、頑張れ!
2024/09/22
よっち
男ばかりの厨房で疎まれ、ひとり別の場所でお菓子修業をすることになったマリー。それでも清の料理を学び腕を上げたい彼女は、厨房に戻るべくお妃様から認めてもらうため紫禁城で謁見する第三弾。永璘の兄と出会い、彼の父・乾隆帝のお妃様に出会う過程で徐々に明らかになってゆく清国とフランスとのマナーの違い、清国内におけるマリーの立ち位置、そして永璘が自由に絵を描けない理由。様々なことを見聞きして改めて自分の目指すべき道を模索し始めたマリーですけど、永璘との一言では言い表せない何とも複雑な関係の行方も気になるところですね。
2020/11/18
kagetrasama-aoi(葵・橘)
「親王殿下のパティシエール」第三巻。副題は『紫禁城のフランス人』。今巻に登場する(既に泉下の人物ですが)画家のカスティリヨーネって、以前、NHKで特集していた人ですよね。永璘とどんな関わりが?謎が解かれるのが楽しみです。異文化の中でもがいているマリー、孫のような年齢の少女なので、若い失敗が痛々しいです。続き読みます!
2023/10/17
優希
独りお菓子の修行をするマリーの姿が心に刺さります。腕を上げ、城の厨房に戻るべく行動する様子は応援したくなります。お菓子の豪華絢爛さにも引き込まれました。美食礼賛で豪華絢爛な世界観に食欲が鷲掴みされっぱなしでした。
2023/09/16
はなりん
フランス革命から逃れ、清の皇子のリンロンのお抱えパティシエールとなったマリーのお話第3弾。厨房を追われ離れで菓子造りをするマリーが、清国で修行する意味を見いだせなくなり悩んでいる所に、自分の出自のことや、リンロンの絵画禁止の謎の事が少しずつ明らかになってきます。まだまだ謎のままですが・・・。とりあえずマリーは厨房に戻れたって事ですかね?
2021/01/31
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