稲荷書店きつね堂 アヤカシたちの奮闘記 (ハルキ文庫)
稲荷書店きつね堂 アヤカシたちの奮闘記 (ハルキ文庫) / 感想・レビュー
しんごろ
タイトルに偽りなしのアヤカシたちが奮闘したね。菖蒲の仲間も登場。南天の動向が気になるなあ。ヨモギはこれから身を削る思いをするのかな。いろいろ今後の展開が気になる。火車も一緒に稲荷書店で働けばいいのにね。何はともあれ、今作もヨモギと千牧のコンビに癒やされたことは間違いなし。そして、今回のゲストはアスモデウスかあ。幻想古書店とのコラボも気になる小咄も楽しみ。もちろん次作も読むよ。
2021/03/21
ぶんこ
きつね堂もついに動画をアップ。テラが登場して神田の街の案内動画を撮影中、スマホを川に落としてしまう。千牧が飛び込んで大活躍。この回では千牧の可愛さ爆発。千牧が壁に挟まれて、大勢が集まっての救出作戦は想像すると面白い。ヨモギは相変わらずいじらしい。神田の焼けた街並みが出現しての火伏せに、ヨモギの力が一部うしなわれると知りながら街を護り抜きます。これ以上ヨモギの力が損なわれませんようにと願わずにはいられません。狸の世界にも南天という古狸登場。きつね堂危うし。菖蒲が無事でありますように。
2022/02/09
ぽろん
シリーズ4巻。古狸、南天の出現により、すわ、タヌキ達との戦が始まるのかと思いきや、今巻では、のどかに過ごして終わった。次巻あたりできつね堂狙われるのかしらん。でも、きつね堂には、よもぎを筆頭に犬神や火車もいるし、その上、亜門達もいるので、きっと大丈夫!どうか、彼らが辛い目にあいませんように。
2021/04/14
Kazuko Ohta
ヨモギが学校に行っている様子がないことをいつか通報されやしないかと心配するのはもうやめた(笑)。狐と犬が人間に化けて書店を盛り立てようと奮闘する姿に、ひたすら応援したくなります。加えて、怪しすぎたツンデレの狸がどんどん愛らしくなっている。悪い話が降りかかるのは次に持ち越されたらしく、安心の第4弾。って、いつもわりと安心できますけど。いちばん笑ったのは「なんで吐くまで飲むんだろう」「人間の世界も大変だな」というヨモギたちの台詞。いやほんと、なんでそんなに飲むんでしょうね(笑)。私は最近そこまで飲んでないよ。
2021/07/23
一華
四作目…よもぎ堂がヨモギと千牧のがんばりで軌道に乗ってきたと思ったら、またなんだかひと波乱ありそうな予感。今巻は存在を誇示しただけでしたが、なんか、手強そうなのがでてきた。そして、ヨモギが常に危うい存在であることも発覚…よもぎ堂の今後に不安が過ぎる。しかし、犬神である千牧の過去には絶句!するも、いつなんどきも冷静なお爺さんが頼もしかった。
2021/04/21
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