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さらさら鰹茶漬け 居酒屋ぜんや (時代小説文庫)

さらさら鰹茶漬け 居酒屋ぜんや (時代小説文庫)

さらさら鰹茶漬け 居酒屋ぜんや (時代小説文庫)

作家
坂井希久子
出版社
角川春樹事務所
発売日
2021-03-30
ISBN
9784758443975
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さらさら鰹茶漬け 居酒屋ぜんや (時代小説文庫) / 感想・レビュー

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しんごろ

今作の料理、鰹茶漬けが美味しそう。鰹茶漬け以外の料理も思わず、酒に合いそうだなあと思うと、思わずヨダレが出そうになった。このシリーズ、ずっと只次郞とお妙の煮え切らない中にじれったさとイライラしながら読んでましたが、今作は、黒幕のこともありラストに連れてハラハラした展開だったけど、終わり呆気ないと、個人的にはそんな気がしたかな。武士と商人が一緒になるには、いろいろ困難があるんだね。只次郞、よく覚悟を決めた。いろいろあったけど、終わりよければすべて良し。只次郞とお妙、末長く幸せにね。

2021/04/04

いつでも母さん

遂に第10弾はシリーズ最終巻!毎回お妙の作る料理が美味しそうなのに、それ以外の事に気持ちが引っ張られて…只次郎推しの私は「二人で幸せになっちゃえ~!」な感じです。黒幕の姿は大きすぎて…まぁ仕方ないね(汗)ラストは間に合え!と念じながら読みました。お妙の髪に挿した碧玉の簪と、皆の笑顔が大団円に相応しく納得です。読み友さん情報では新たな【ぜんや】の物語が始まった様で、お花やお栄のその後が読めると嬉しいな。

2021/05/06

タイ子

5年続いた本作もこれで最終巻。めでたし、めでたし!の前に只次郎にはやるべきことがある。愛するお妙の両親を殺した黒幕を突き詰めてなんとかせねばと最後まで武士の心意気を見せる。が、やはり敵は何枚も上手であった。只次郎のお妙に対する愛が身分を捨ててまでとなると応援するっきゃないでしょう。あからさまに愛情を出されるとこっちまで面映ゆくなるのはさておいて・・・。一応最終巻ということで、新たな「ぜんや」物語が秋から始まるとのこと。商人としての只次郎に世間の風はどう吹くか。次回シーズンが楽しみ!

2021/04/14

のぶ

長く続いたシリーズも本作が最終巻のようで何か寂しい。前作でぜんやを火事から復興させたお妙だったが、本作ではお花という少女が登場する。夏の暑い盛りにいきなり倒れ、只次郎に介抱されたのだ。瘦せた体で只次郎は虐待を疑うが、口は達者で、鼻が利く特性を持っていた。少女を救うため、奔走する只次郎だった。お妙と只次郎の関係は、どうにか収まるところに収まってひと安心。この先の幸せを願わずにはいられない。またぜんやで出される料理は今回もおいしそうなものが並んで良かった。いずれにせよ今まで楽しませてもらって感謝です。

2021/04/12

Nao Funasoko

帯表面の"大団円!"から始まり読み進んではみたものの、結局はいつも通りまだまだ次巻へ続きそうなエンディング。 登場する料理も個人的にはいつもほどには食指動かず、、、ちょっと残念な終わり方だったなあ思いきや。 読了後、帯裏面に"そして.....新たな「ぜんや」の物語がこの秋、始まります!"の文字が躍る。ですよね~。はやくもシーズン2が待ち遠しいです。 :-)

2021/04/08

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