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新装版 人殺し (ハルキ文庫 あ 18-4)

新装版 人殺し (ハルキ文庫 あ 18-4)

新装版 人殺し (ハルキ文庫 あ 18-4)

作家
明野照葉
出版社
角川春樹事務所
発売日
2021-08-10
ISBN
9784758444279
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新装版 人殺し (ハルキ文庫 あ 18-4) / 感想・レビュー

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H!deking

お~、ラスト良いですね。面白かった。愛とはなにか?たまには考えてみるのもいいでしょう。なかなか怖いです。

2022/06/10

JKD

人と深い関わりを持つことを極度に拒絶する泰史と、執拗なまでに愛情を求め責め込んでくる愛情至上主義の弓恵。加えて絶対家族主義で家族愛を狂信する泰史の妹、萌子。それぞれが対峙して互いの精神を攻撃するシーンはリアルに恐怖を感じました。明野作品はライトなイヤミスのイメージでしたが本作品は心の奥底にあるどす黒い部分をこれでもかと鋭く切り込み抉りだしてきます。誰も悪意はない。あるのは泰史だけ。完璧な化粧をしてケタケタ笑う弓恵。怖いこわい。

2021/09/11

MIKETOM

愛情がやたら濃すぎるという人がいる。異性に限らず親兄弟、友人など。もう、好きで好きでたまらないというやつ。ま、それも良識内で収まっていればなんの問題もないのだが、これが常軌を逸したレベルまでくるともう降って湧いたような災難。てなわけで、二人の女から綱引き状態にされてしまった男。しかもこの男、通常より愛情が薄い性格ときているから相乗効果で激甚災害級。まあ、自業自得の面もあるのだが、まさかここまでだとは夢にも思わず。そりゃ~殺意も湧くわいな。最後は精魂尽き果ててしまって抜け殻のよう。同情します(笑)

2024/07/14

MAMI.

★★★☆☆

2021/09/26

読書と紅茶🥰

弓恵と萌子の間で板挟みになる泰史。あれだけ弓恵に入れ込むなと忠告されたのに…パンドラの箱を開けてしまった泰史に救いはあるのだろうか。慎ましやかな弓恵と、兄想いの妹である萌子の姿が後半に行くにしたがって得体のしれない恐怖にかわる。それにしても表紙絵が怖い・笑。

2021/09/30

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