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あきない世傳 金と銀(十二) 出帆篇 (ハルキ文庫 た 19-27 時代小説文庫)

あきない世傳 金と銀(十二) 出帆篇 (ハルキ文庫 た 19-27 時代小説文庫)

あきない世傳 金と銀(十二) 出帆篇 (ハルキ文庫 た 19-27 時代小説文庫)

作家
高田郁
出版社
角川春樹事務所
発売日
2022-02-15
ISBN
9784758444613
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あきない世傳 金と銀(十二) 出帆篇 (ハルキ文庫 た 19-27 時代小説文庫) / 感想・レビュー

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しんごろ

こいつはいけねえ。いけねえよ~(あれ、どこかで聞いたような…)。今後の展開が気になるではないか。前作がいい感じで終わったから、今作は困難が待ち受けてるのかと思ってたら、そうでもなかった。音羽屋の仕打ちがすごいと思ってたから、ちょっと拍子抜け。とりあえずホッとしたのと、五鈴屋の商売に大きいダメージがなくて良かった。五鈴屋も江戸に来て、十二年かあ。そりゃ、みんな、歳をとるわけだし、縁組の話もでるよね。当然、別れもあるよなあ。そして、月日を重ねれば新たな商売の道も見えてくる。吉原相手の商売がどうなるか楽しみだ。

2022/02/18

ひさか

2022年2月ハルキ文庫刊。書き下ろし。シリーズ12作目。一難去ってまた一難。という感じでよく毎回ハラハラが続くものだと感心します。名人芸の域です。吉原の衣装競べの件が楽しみです。面白いお話が続いて行くのが頼もしいです。

2022/05/14

ゴルフ72

何時もだが、読み終わる度に次号は何時?と思ってしまう。やっと呉服の商いが出来るようになった今回も幸さんはじめ五鈴屋と主従の皆に拍手を送りたい。!少しマンネリ化は否めないが次号は吉原で勝負!

2022/02/24

Yunemo

幸も40歳となりましたか。本作では経営者としての幸の在り方がじっくりと表現されてます。淡々と時が流れていく中、その時期、環境に応じた新商品開発にすごみさえ感じられます。また全体組織を取りまとめていく度量もますます冴えわたっています。生きにくい世を知恵で乗り越えていく様に畏敬の念。ただね、蔵前屋が寂寥感を滲ませる幸の幸せ、著者はどこにまとめていくのかな、なんてことを一人想い。本作ではなかった敵との対決姿勢が次作ではみられるのかな。それはそれで胸が苦しくなる想いになるとの予感あり。現代でも起こる因縁の行く末。

2022/02/20

修一朗

出帆篇ということなので大丈夫とは思うけども結のイジワルで幸がどんなひどい目に遭うんだろうと毎度ハラハラしながら読んでます。もう術中にはまっている感じ。ついに呉服屋さんに復帰だ良かったねぇ。話が進むにつれチームが大きくなっていくね。五十鈴屋奮闘記というより浅草呉服太物仲間繁盛記っていう感じ。これだけの登場人物がみんなハッピーになるのはなかなか大変だ。浴衣を開発したと思ったら染めの技術を発展させ絹・木綿の製造者を応援して歌舞伎役者をお客にして次はお相撲さん。で,次は吉原だ。大店への道まっしぐら。

2022/04/24

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