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あんの信じるもの お勝手のあん (ハルキ文庫 し 4-8)

あんの信じるもの お勝手のあん (ハルキ文庫 し 4-8)

あんの信じるもの お勝手のあん (ハルキ文庫 し 4-8)

作家
柴田よしき
出版社
角川春樹事務所
発売日
2022-06-15
ISBN
9784758444927
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あんの信じるもの お勝手のあん (ハルキ文庫 し 4-8) / 感想・レビュー

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しんごろ

新しく立て替えられた“紅屋”。お客にはもちろん、奉公人達にもありがたい作り。順風満帆で、これからという時に、まあ、いろいろあるもんだね。新しく入ったとめ吉は良い子。そんなとめ吉に災難。いろいろ起こるなあ。やすは、幼い頃の境遇がそうさせるのか気をつかいすぎる。もっと素直に喜びを表してほしいと今作も思う。久しぶりの登場人物が現れたり、政さんの事も気になるし、次作への伏線のような展開ばかりで、どんな伏線回収が待ってるのかと思わせる今作。気になるところだけど、今は、お小夜ちゃんにおめでとうと言いたい。

2022/07/14

いつでも母さん

シリーズ第六弾!今回も良かった。つくづく【紅屋】は好いなぁと。おやすの成長物語でもあるのだが、あの方やあの人が気になって仕方がない(早く展開して~否ゆっくりでもいい!どっち?笑)いや、それよりも今回は政さんが気になる。不安になるのは私だけじゃないはず。これから何かあるの?あぁ、もう早く次が読みたい。

2022/07/04

のぶ

柴田さんの本は現代物を多く読んでいるが、時代小説を読むのは初めて。それもシリーズの途中からという事で不安はあったが、そんな事は払拭されるほどに良かった。前作からの経緯は分からないが、品川で旅籠、紅屋を営んでいたが台風の被害で建て替えられたところから始まる。百姓家から奉公に来た、とめ吉が来て幼いながら真面目に働く。いろいろな日常が描かれているが、おやすを始めとして登場人物が明るくてとても気持ちがいい。そして作中に出てくる料理が本当においしそうだ。シリーズを遡って読みたくなる程充実感があった。

2022/06/24

タイ子

シリーズ第6弾。あんが久しぶりに「紅屋」に帰ってきた。新しい紅屋はお勝手も広く、その上あんの部屋まで、内湯もある働く者たちにとって大きな励みに。新しく小僧のとめ吉がやってきてあんが面倒を見る事に。この10歳のとめちゃんが素直で可愛い。だけど、紅屋に嫌がらせをする何者かが現れ、とめちゃんの心を傷つけてしまう事件が起こる。江戸で知り合った天文方の山路一郎とあんの仲も気になるが、政さんが別の道を考え始めた?!人は同じ場所に留まれないのか。人生の分かれ道を選べるのは本人だけ。いろんな問題をはらみながら次回まで。

2022/07/19

おくちゃん🍎柳緑花紅

シリーズ第6巻。新しい紅屋に新しい小僧さん、とめ吉。この子のお世話をやすがするとこに。大旦那様が役人に賄賂との噂がたち、嫌がらせが。。味噌を買いに出たとめ吉が何者かに身体中に味噌を擦り付けられるという事が!誰が?何のために?とめ吉を紅屋を想うやすの心配。だけど信じる紅屋に嫌がらせを受けるほど悪い人はいないと。政さんが言う、人っていうのは。。。だから行き違いは正せばいい。でも慎重にやらないと関わった人の気持ちを酷くきずつけるかも。人を信じる気持ちは大切。おやすのその気持ち大事にしな。私もコクンと肯いた。

2022/11/14

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