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(新装版)サファイア (ハルキ文庫)

(新装版)サファイア (ハルキ文庫)

(新装版)サファイア (ハルキ文庫)

作家
湊かなえ
出版社
角川春樹事務所
発売日
2022-08-09
ISBN
9784758445078
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(新装版)サファイア (ハルキ文庫) / 感想・レビュー

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まさきち

宝石の名を冠した7つの話を集めた一冊。それぞれ結末後に希望が見えるもの、背筋がゾワゾワっとするものなど風合いは異なるものの、全作を通じて湊さん独特の読後感を味あわせてもらえました。

2024/06/18

bookkeeper

初読。助けた雀が恩返しにと報告する婚約者の姿は俺にとって予想外のものに「ダイヤモンド」。いじめから救ってくれた同級生。2人の人生が再び交錯する「ムーンストーン」。生まれて初めてのおねだりが心を許した交際相手の運命を変えてしまう「サファイア」。  宝石の名を冠した7つのお話を収めた短編集。不思議なもの、後味の良いもの・悪いものなど、様々な煌めき。最後の2篇、サファイア〜ガーネットは皮肉で残酷な運命と、人の繋がりがもたらす仄かな救いに心が暖められます。湊かなえさんのイヤミスばかりではない力量が満喫できます。

2024/10/27

ほのぼの

タヌキ顔のおばさんが子ども用歯磨き粉への愛を熱く語りまくる話から始まった。「何を読まされてるんだ…」と思いつつ、面白くて一気読み。湊かなえさんの作品に対して抱いていたイメージが激変した。短編集だったからかな?7篇すべて違ったテイストで楽しかった。苦手意識のあった作家さんだったけど、好き嫌いせずに読んでみるもんだ、と思った。

2024/05/04

カブ

7つの宝石の7編のお話。表題作「サファイア」も良かったが「ガーネット」はサファイアから続く物語で奥行きが感じられる好きな話。湊かなえ氏と言うとイヤミスと思われることが多いけれど、この作品はちょっとちがっていて楽しめた。

2022/10/26

ほう

湊作品を、私はあまり読んではいないのだけれど、読み友さんのレビューから短編である事、イヤミス感の強くない事が書かれていたので、この本を選んだ。宝石に因んだ7話からなるが「ムーンストーン」と「ガーネット」が良かった。希望の見えるような話しが、私は安心して読めるような気がする。

2023/06/15

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