(新装版)妖国の剣士 (ハルキ文庫 ち 2-11)
(新装版)妖国の剣士 (ハルキ文庫 ち 2-11) / 感想・レビュー
ぽろん
2巻を先に読んだので、事の発端を知りたくて、やっと1巻読めました。蒼太の名前の由来を知り、恭一郎の想いが身に染みる。夏野の今後も楽しみです。早く3巻読みたい。
2023/04/30
豆乳くま
江戸風、妖、剣士、な異世界ファンタジー。久しぶりに来た!って感じでど真ん中な作品に出会えました。幼い弟を自分の不注意で攫われた夏野は 女剣士となり弟探しの旅にでたが。登場人物が多く複雑な設定だが、これは序章という感じでやや散漫な気がしたが、全然OKです。むしろこれからどんな風に?とワクワク感が高まります。夏野は妖の蒼太の目を自分の目に取り込んでしまい、蒼太と関わる事になるけれど、蒼太が可愛い。人間の欲望が一番醜く怖いと言うオチだが、剣士と言うだけあって血生臭くも大胆な展開も迫力があり一気読みでした。
2023/04/06
ひまらやん
以前に読んだ本だけど、やっぱり面白かった。世界観、構成、登場人物たちが抱える葛藤などなど。壮大なスケールに圧倒されます。新装版になって一番良かったのはカバーのイラスト。「妖国」の世界観にピッタリ合った素敵なイラストで、センスの良さを感じました。2巻の表紙イラストを本屋さんで見ましたが、これも素敵なイラストでした。次巻も楽しみです。
2022/11/27
ブラフ
【図書館】新装版シリーズ第1巻。旧版では4巻で終わっていたけど、新装版でさらに4巻追加で完結していると知って、新装版1巻から再読。刀、異能、妖といった馴染みやすい和風時代劇ファンタジー。
2024/05/07
鶯@芒羊會
【お年玉本2023】初めての作者さん。店頭で気になって購入。時代小説も書かれる方のようで、舞台は異世界でありながらどこか時代ものの雰囲気も感じる。地図があるのは個人的好きポイント。幼い頃に行方不明になった弟を探す主人公・夏野。たどり着いた晃瑠で出会った剣士・恭一郎とその連れである蒼太。弟探しのはずが、恭一郎と蒼太の過去の事件と少しずつ繋がっていく。人間と妖異の生きる世界で、人も妖も誰かを利用したり、助け合ったりしながら生きている世界観が良い。続きが気になる。
2023/03/12
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