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きつねのぼんおどり

きつねのぼんおどり

きつねのぼんおどり

作家
山下 明生
宇野亜喜良
出版社
解放出版社
発売日
2000-07-01
ISBN
9784759222203
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きつねのぼんおどり / 感想・レビュー

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よこたん

"月は ま上に のぼり、おどりのかげが じめんに くっきりと おちている。そのかげが、ひとに なったり きつねに なったりー。" ゆらゆらと揺れるような幻想的な宇野亜喜良さんの絵が優しい。怖い絵本と思って手に取ったら違った。おめんを着けた踊り手たちに、混ぜてもらって踊るぼく。鬼や花嫁、お化けや魚の姿で踊る中には、もしかしたら懐かしいあの人や、昔に可愛がっていたペットもいるのかもしれない。たとえ、きつねが見せてくれたお盆の儚い夢だったとしても、羨ましい気持ちでいっぱいになった。今宵もどこかで盆踊りかな。

2019/08/13

あおい

田舎に遊びに来た僕はおにやかっぱのお面をかぶった人々の不思議な盆踊りに参加する…幻想的なお話。宇野亜喜良さんの絵が素敵。

2024/10/07

ヒラP@ehon.gohon

お盆には殺生はしないものだ。 そう言われたのに、川でひとり釣り糸を垂れる少年。 川向うの森に近づいてはいけない。 そう言われたのに、少年は森に連れ込まれてしまいました。 そして、森の中の盆踊り。 妖しげな踊り衆。 意味深長な盆踊り歌。 きつねの世界と、それを狙って来襲した山犬たち。 盆踊りの不思議な空間と、心に響く哀愁と、様々な色合いの心模様を投げかける物語だと思います。 宇野さんの幻想的で妖しげな絵が、物語をとてつもなく膨らませていました。

2012/05/17

ツキノ

お盆なので借りてきた(絵本の「ウ」の棚がキツかったという理由もあり)。幻想的な絵なら宇野亜喜良さん‼ 盆踊りの歌ぴょんとせー ぴょんぴょんせー は耳に残る。子どもたちも歌っていた。もちろんこの絵本のなかだけのものなのだが。

2012/08/12

楓 a

影がキツネになってる!!

2011/07/13

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