幸福を知る才能
幸福を知る才能 / 感想・レビュー
あいくん
☆☆☆宇野千代さんの晩年のエッセイです。宇野さんは自分は幸福を知る才能があると言っています。 世の中には自分を不幸だと思っている人が多いです。 端から見てそうたいして不幸でもないのに、自分を不幸だと思わないと安心できない人は宇野さんは嫌いだと言います。 故郷の山口県岩国市の錦帯橋の桜並木の思い出を語っています。 故郷の桜は幼い宇野千代さんの心の奥深くに美しさを刻み込んだということです。 宇野千代さんが語る恋愛遍歴について、工藤美代子さんの「恋づくしー宇野千代伝」を思い出しました。
2016/08/05
Yoko Oishi
宇野千代については良く知らないけどとにかく前向きなことが幸福の秘訣だということがよくわかる。それにしても、本当に自由人。
2015/01/17
束子
かっこいい。すてきすぎる。
2008/06/26
にょた
宇野千代さんの、代表作の一冊。女性として人として、こんな素敵な人になりたい、と思える内容満載です。
2015/09/26
春夏秋冬
桜の花、その花ようなしとやかな有名作家という勝手なイメージで読み始めた。 宇野千代さん。ものすごく前向きで、何事に対しても好奇心が強く、行動力が早い。恋愛もたくさんされて来た方。やはり、作家さんと言うのは破天荒な方が多い。 大抵の悪いこと禁じられていることが、あとから考えると美しく、自分の生きていた瞬間だった。 ○女性にとっては、凡ての年齢が「結婚適齢期」である ○人生とは行動することである
2018/12/20
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