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黄昏のアントワ-プ

黄昏のアントワ-プ

黄昏のアントワ-プ

作家
辻仁成
出版社
海竜社
発売日
2006-10-01
ISBN
9784759309515
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黄昏のアントワ-プ / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

2部構成で、前半がパリを起点とした旅のエッセイ、後半はフランス国内の美食旅。旅はミラノ、アントワープ、サン・セバスチャン(ドノスティアと言ってもらいたいものだ)。辻仁成の旅のスタイルとしては、その街をひたすらに歩くというもの。それには大いに賛成だが、それにしては全体としては何ともバブリーな調子であることか。3つ星レストランで、ワインを3本も空けるあたりがその最たるもの。これでは食とワインの蘊蓄にも距離を置きたくなるというもの。エッセイとしての出来はけっして悪くはないのだが。

2020/05/20

せーちゃん

辻さんはめんどくさそー。ちょくちょく出てくるみぽりんの影を追いかけて読了。美味しそうだったり楽しそうだったり素敵そうなのに、読むのが面倒くさくなった。お子ちゃまを愛してるのも分かったけど。

2020/02/15

タナー

実は普通に小説だと思い入手したので、ページを開いて旅の本だったんだと気付いたワタクシ。昔の話になるが海外に短い間住んでいたことがあり、国は違うが当時のことを懐かしく思い出したりもした。読んでいて、なんか無性に旅にでたくなる。そんな1冊。林秀樹氏がフランスで仕事を始めたときの話は印象に残った。おそらく自分は一生経験出来ないような旅。それを読んで楽しむというのも、悪くない。

2021/06/18

バーベナ

美味しい幸せの記憶。辻文章、いつでも最初は、カッコつけてると思うのだけれど、途中から正直にしてると気取ちゃうのかな?と、リズムに慣れてくる。ビールとヴィンテージワインのみたくなっちゃった。レシピはレベルが高い!中山美穂の『Rosa』が頭をぐるぐるしてきた。

2021/06/22

ジュースの素

自分にとっては、何だか雲の上のような話ばかり。ヨーロッパの街は徒歩で廻れるようなこじんまりした規模でいいなぁと思う。パリの地下に静かにある巨大なワインカーブには驚きだ。ましてや管理人は日本人。 辻氏は料理の腕も凄い。ワインを語るにもいろんな言葉を持つ。偏屈な人だが凄いなぁと。

2015/07/09

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