ひとの役に立つ人間になりなさい。徳は才に勝る。: 人生でもっとも大切な2つの訓え
ひとの役に立つ人間になりなさい。徳は才に勝る。: 人生でもっとも大切な2つの訓え / 感想・レビュー
Ayakankoku
アメリカ在住韓国人学者夫妻の子育ての方法が書かれている。分かってはいるけれど、なかなか実践って難しいということは多々ある。だが、それを信念を貫いてやれる大人がいる、それを見た子どもは自ずと頑張れる子になっていくのだろうと思う。子どもに要求するだけでなく、自分も行動する人でありたい。
2018/10/21
yarake isuke
BF。著者の定義する「徳」とは「自分の利益や要求だけでなく、他人のことも同じく考えながら、共通の価値を追求することをいいます。徳は多くの人たちを正しい道に導いてくれるものです。」(011p)これをもとに、リーダシップについて多く書かれている。学者だけに、読みごたえ十分で内容がぎっしり。読み通すのに骨が折れました。もっと軽い内容にすれば手に取る人が増えると私は思う。夫が家の中を机だらけにしたエピソードがいちばん面白かった。この机を設置するのと、子どもが実体験できる場を用意する、という2つをやってみます。
2013/08/30
千手
著者は社会学を専門に学んだ韓国人学者。夫とともに、いかにして子ども達を国の中枢を担えるような人物に育て上げたか?について述べている。彼女らが生きた時代背景や少数民族としての苦労がもとになっている為、全く同じ事はできないが、似通う風習もあるのでそこから学ぶことも多い。著者はまず子どものアイデンティティの確立を強調する。「他国の言葉だけではなく、自国の文化や伝統を知らなければ国際的に通用しない」は尤もだと思う。夫婦間のあり方にも踏み込み、夫と妻がそれぞれに対する敬意を払い、自己完成に励むことの重要性も説く。
2012/06/01
Kitamuu
才が徳より前面に出てはいけない。 ここでいう徳とは、自分より先に他人のことを考え、共同の利益を追求するということ。 他人を助けることで自分もそれ以上に大きなものをえられる。 子どもの教育には正解がない。
2021/11/09
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