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女の背ぼね

女の背ぼね

女の背ぼね

作家
佐藤愛子
出版社
海竜社
発売日
2009-02-05
ISBN
9784759310528
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女の背ぼね / 感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

エッセイ集。佐藤愛子さんは豪胆で面白い。倒産した夫の借金を引き受ける義務はなかったが、そうすると一生涯「逃げた」という呵責とみじめさの中で縮こまって生きていかなくてはならないとの思いから返済を引き受けてしまった。そういう中である雑誌社からの電話アンケートで「あなたは今、幸福ですか」と問われ「幸福です」と答えたので、相手が戸惑っていたらしい。愛子さんはすぐ破れかぶれになる癖があるという。面白い。すごく真っすぐで豪胆な人だと思う。

2021/07/25

そうたそ

★★★☆☆ 女としていかにスジを通し人生を生きていくべきか――。四十代から七十代における著者の考えをつらねた文章を収めた一冊。力強い女性とはまさに佐藤さんのことを言うのだろうなあと思うことつくづく。やたらと自分を棚に上げ夫批判ばかりする女性とは違い、女性としてこうあるべきという信念があった上で批判もすれば理解もする。今となっては「古い」と一蹴されてしまう考え方もあるかもしれない。でもいつの世もこういう酸いも甘いも知ったご老人というのは必要ではなかろうか、と感じた。

2017/07/04

かおりんご

エッセイ。なぜこの本を読みたい本として登録していたのかは分からないけれど、非常に面白かったです。潔いというか、ズバズバ書かれている文章が心地いいというか。特に、夫婦の話は参考になりました。結婚に理想をもちすぎず、相手と一緒に作りあげていきたいと思います。

2014/01/13

かなかなかな

大好きな佐藤愛子さんの怒りや罵倒など、スッキリするくらい気持ちいい。

2018/12/01

ぽんまま

佐藤愛子さんの毒説は気持ちいいです。こんな風にきっぱりと年を重ねていけたらいいなぁと思います。

2010/05/27

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