毅然として死ねない人よ。それでいいではありませんか。―遠藤周作の人生観
毅然として死ねない人よ。それでいいではありませんか。―遠藤周作の人生観 / 感想・レビュー
ひなきち
「善悪不二」「自然(じねん)」の考え方や、老いることへの心持ち、また狐狸庵先生のおちゃっぴぃな姿も、拝見できた。大説ではなく、生き方を模索する小説をこれからも読んでいきたい。
2015/08/15
エリザベス
私が高校生の時、友人が狐狸庵先生の本を勧めてくれた。
2022/06/05
虎ボルタ
遠藤周作の人生観を綴ったエッセイ本。氏の作品では若い頃に読んだ「深い河」が印象に残っているが、そこでも死生観は一つのテーマであったような気がする。あくまで気がするだけだが。さて、本書で印象に残ったのは「物事は善悪不二ではない」ということ。まだまだ自分はこの域には到達していないが、言っていることは一理ある気がする。人生の大先輩に対し、その言葉はごうまんかな。(笑)
2022/05/03
SoSoSo
2014年15冊目。
2014/06/23
mizzan72
主に、老いること、死ぬということについて書いた文章をまとめたエッセイ集。「憎まず、裁かず」……ハイ、やってみます。 人を見る、自然を見る、その遠藤周作の感じ方が大好きだ。
2014/02/06
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