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おじいさんになったね

おじいさんになったね

おじいさんになったね

作家
南伸坊
出版社
海竜社
発売日
2015-05-11
ISBN
9784759314250
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おじいさんになったね / 感想・レビュー

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ベーグルグル (感想、本登録のみ)

奥様の文子さんがユーモラスでとてもいいですね。夫、妻の関係性が素敵。

2021/02/24

sofia

帯の「団塊の世代は老人である」は妙に納得。「はじめに」に赤瀬川原平さんが出てきた。路上観察や『笑う写真』とかおもしろかったなあ。奥さまと気になること、価値観がいっしょなんでしょうね。「ゴキゲン」な老人はいいな。

2021/05/02

ネムコ

月刊「日本橋」で連載しているエッセイをまとめた本書。奥さんのことを「ツマ」とか「企画部」と呼ぶところが、仲良さそうでほのぼのします。セリフや言い回しが面白く、どなたにも勧められるエッセイ集。しかし今回はひとつだけ物申したい。私の大好きな阿修羅王像を「タカアシガニみたい」というのはやめてください…(ノД`)・゜

2015/10/07

阿部義彦

南伸坊さんの身辺エッセイ集。はじめにとした前書きで、赤瀬川原平さんが去年亡くなってしまった。とあり歳月の経つ速さに思いを馳せました。そんな伸坊さんとツマの文子さんとの日常のやり取りが何とも可笑しいです。『おじさんは卵焼き、缶ずめ、干し柿が好き』と決めつけるツマ、カツラと整形にはやけに敏感で真偽を見極めようと血眼になるツマ。など面白ほんわかな日常が語られます。私も同じく年寄りなので眼鏡あるあるなどえらく共感しましたです。男性高齢者はキレやすいとコンビニの店員も恐てるそうなので、ゴキゲン老人を心がけねば。

2022/12/25

田中寛一

漱石の2600句の中から、著者が気に入った28句が厳選され、絵が添えられている楽しい本。「叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉」「人に死し鶴に生まれて冴え返る」「菜の花の中に糞ひる飛脚哉」「曼珠沙華あつけらからんと道の端」「某は案山子にて候雀どの」「むつとして口を開かぬ桔梗かな」などのこんな俳句を詠んでいたんだと感動。何もきれいごとにすることもなく、見て感じて、詠んでいる。言葉の使い方はやはりとしか言いようがない。南伸坊さん、くすっと笑える絵を添えてくれてありがとう。

2022/02/24

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