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「怒り」を活かす人、「怒り」に振り回される人

「怒り」を活かす人、「怒り」に振り回される人

「怒り」を活かす人、「怒り」に振り回される人

作家
和田秀樹
出版社
海竜社
発売日
2017-09-08
ISBN
9784759315677
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「怒り」を活かす人、「怒り」に振り回される人 / 感想・レビュー

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ばりぼー

怒りを鎮める重要なポイントは、時間を稼ぐことと自己洞察を意識すること。「怒り」のテンションは怒りが生じた瞬間が最高潮で、徐々にそこから下がってくる。どんなに激しい怒りであっても、そのテンションの高さは永遠ではない。「売り言葉に買い言葉」的な反応がいい結果を生むことは皆無である。怒りで熱くなっているのが相手の方だとしても、「ちょっと頭を冷やしたいから、喫茶店に行ってくる」と静かに土俵を降りよう。属人思考に陥らず、「提案した人間は嫌いだが、提案内容には賛成する」という思考ができるかどうかがポイントとなる。

2018/11/11

mami

現代の精神分析学によると、自己愛が満たされないことが怒りをたちの悪いものにしてしまうらしい。加えて甘える能力の低さが関わってくると。(ここでの甘えの意味合いは人の好意を素直に受けられる能力を指す)年齢を重ねるにつれて物事を深読みし、好意を受け取るのはどんどん難しくなるだろう。それでもこのメカニズムに気づけたら人生はどんどん好転してゆくに違いない。

2017/12/26

ぽかちゅう48

心理学を使っての怒り方の考え方が面白いです。物事の判断基準を①属人思考(誰が言ってるかで判断する人)と②属事思考(人ではなくあくまで事柄で判断する人)などの違いや怖さ等が書かれていて興味深かったです。①にはなりたくないな~(爆)怒りの感情も悪い事ばかりじゃないので、上手く付き合っていきたいかな(^^)

2018/05/04

カエル氏

「怒り」は悪いだけではないって発想はなかったなー。最後の方の属人か属事かって話しは、読んでてなんか納得。うまく怒りと付き合っていきたい。

2024/01/09

PAO

怒るための技法が分かりやすく書かれています。日本における売上高人件費比率が著しく低いことや社会的な事件が新聞の一面に載るのは日本ただけなどの事実を初めて知ることが出来ましたのは大きな収穫です。日本の学力を高めたければバラエティー番組を無くすべきですね。

2018/02/03

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