あおいろペンギン
あおいろペンギン / 感想・レビュー
とよぽん
青いペンギンは仲間はずれにされて、辛くて寂しい日々を過ごしていた。しかし、夢に現れた白いクジラの歌を作って歌っていると・・・。その後の展開に少し無理矢理? のような感じがしたけれど。作者はチェコの画家。氷の世界の厳しさや美しさが伝わる素敵な絵だった。マイノリティを包括することがテーマ?
2021/07/07
anne@灯れ松明の火
見た目が違うというだけで、仲間に入れてもらえない青いペンギン。ひとりぼっちの寂しさが吹雪と氷の世界の描写からすごく伝わる。主人公をペンギンにしたのは、だからかな。確かに、見える部分というのは大きくて、自分と違うものに対する不安感は、誰にでもある。同じ姿かたちのものと集まっていると、何となく安心。でも、そうじゃない!ということを、この絵本は教えてくれる。そして、もしも、ひとりになってしまった時も、自分のできること、得意なことを続けることで、状況が変わることも教えてくれる。 #NetGalleyJP
2021/06/14
ヒラP@ehon.gohon
みんなと色が違うだけで、どうして仲間はずれになるのでしょう。 白いクジラの歌を歌って、自分を慰める姿がとても切ないです。 そんな時に、素朴な気持ちで近づいてきたちびペンギンの素晴らしさが、あおいろペンギンの心を開きます。 友だちの歌が歌えるまでに回復したあおいろペンギン。 みんなで生きていくことの大切さを実感させてくれる絵本です。
2021/10/10
わむう
青色のペンギンは見た目が違うという理由で仲間はずれに。生まれた所から離れたくて、遠くへ連れて行ってくれる白い鯨を呼ぶ歌を作り毎日歌っていると、歌に惹かれたペンギンと友達になる。鯨が現れて、遠くへ連れて行ってくれると言うが、友達のペンギンに引き留められ、自分にも居場所ができたから大丈夫と伝える。
2022/09/02
なななお
素敵なお話、素敵な絵、好み(•ө•)♡黒いペンギンばかりのコロニーに青いペンギンが生まれました。「本当にペンギンなの?」と周りのペンギン達に疑われる青いペンギン。そのうち、皆から距離を置かれる様になり、青いペンギンは毎晩夢に見るシロクジラに別の世界に連れて行ってもらう事を望むようになる……絵本だけど多様性を伝えています。青いペンギンと黒いペンギンの架け橋になったのは、やはり子ども。差別ってなんだろう、違う事はいけない事かなぁ、と考える切っ掛けになるといいですね✨✨
2021/10/06
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