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失われた帝都東京: 写真集 大正・昭和の街と住い

失われた帝都東京: 写真集 大正・昭和の街と住い

失われた帝都東京: 写真集 大正・昭和の街と住い

作家
藤森照信
出版社
柏書房
発売日
1990-12-01
ISBN
9784760106509
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失われた帝都東京: 写真集 大正・昭和の街と住い / 感想・レビュー

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Koki Miyachi

洪洋社が大正4年から昭和18年にかけて刊行した『建築写真類聚』に掲載された写真805点をテーマ別に編集して解説をつけたもの。藤森照信、初田亨、藤岡洋保という今では錚々たる面々の解説による。その時代を感じさせる建築様式や生き生きとした表現力に改めて驚かされた。と同時にこれらの建築は殆ど全て失われているという厳しい現実。尊い気概と優れた才能と努力を投じて生み出された建築や街並み、それが100年経たずして跡形もなくなってしまう。日本という国のこういう面は、そろそろ改める時期に来ているのではないだろうか。

2014/11/30

Hirumanoya

本題の東京の建築ではないのだが、日本の今の遊園地の源流は宝塚遊園地にあるという藤森照信の指摘。明らかに女性や子供をターゲットにした建物。そして宝塚歌劇団。

2015/05/03

横丁の隠居

これは労作。図書館から持って帰るのも結構きついという大冊。戦前の東京の建造物の写真集だが、時代の特定、場所、固有名詞まで、ここまでまとめるのは大変な苦労だったであろうと思われる。タイトルどおり、失われた帝都の面影を今に伝える貴重な写真集となった。記事も非常に充実している。

2018/04/24

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