猫の宇宙: 向島からブータンまで
猫の宇宙: 向島からブータンまで / 感想・レビュー
booklight
向島や阿佐ヶ谷からブータンまで、街で見かけた猫と、自分の集めた猫コレクションを街の片隅において撮影したもの。鄙びた昭和の残り香、力の抜けるトマソンたち、主役になったけどその気はない猫、時々ハッとするような造形や構図。そんなに力が入っているわけではないけど、やっぱり赤瀬川さん本だなぁ。
2022/05/05
きくまる
大阪・古本屋さるやみ堂は素敵な喫茶店でもあった!…で、そこで購入した本。表紙の子猫の顔にほだされて(←ここ強調!)買いました。猫に街角が似合うけど、ノラネコ見なくなったな。向島とか月島とか、個人的に懐かしく、人の手垢がバリバリ感じられる風景が懐かしい。とか言って、汚らしいと壊して新しい建物ができるとワクワクしているんだから、猫から見たら、人間って勝手だなあと思われているんだろうな。三味線猫が気に入っちゃった。ブータンまで行ったんだな。実は恥ずかしながらこの本、先日亡くなった赤瀬川原平さんの本の初読書。
2014/12/23
あかまい
昨日、赤瀬川さんの訃報を新聞で読みました。もう、新しい本を読めないのだなあと思うと淋しくてなりません。文章に溢れる温かみと軽みが大好きでした。
2014/10/28
ちどり
赤瀬川原平氏の猫の写真と文章。どっちもすてき。あのどこにでもあるような人間くさい写真がすき。
2013/07/21
ishii.mg
赤瀬川さんは、エヘンの芥川賞も取っていて文章もうまい。カメラも自慢で写真もうまい。猫が大好きだけど岩合さんとは全く違う視点もうまい。
2018/09/16
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