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悪魔を思い出す娘たち: よみがえる性的虐待の記憶

悪魔を思い出す娘たち: よみがえる性的虐待の記憶

悪魔を思い出す娘たち: よみがえる性的虐待の記憶

作家
ローレンス ライト
Lawrence Wright
稲生平太郎
吉永 進一
出版社
柏書房
発売日
1999-03-01
ISBN
9784760117284
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悪魔を思い出す娘たち: よみがえる性的虐待の記憶 / 感想・レビュー

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なお

図書館本。覚えのない子供たちへの性的虐待を追及される中で現実的になっていく。どれが真実なのか解らないけど、虐待描写がキツい。

2017/01/25

misui

身に覚えがない性的虐待の容疑をかけられ、ありえない虐待の記憶を回復してしまうという事件をめぐるルポ。娘たちの告発はやがて地域全体を巻き込んで悪魔崇拝集団を浮き彫りにしていく…。アメリカでは80年代から悪魔崇拝絡みの虐待を訴える人々が急増しているそうで、しかしろくな証拠が見つからないままに終わっている。これは多くが虚偽記憶による捏造であり、訴えられた側もやったはずのない虐待の記憶を作り出してしまう場合がある。記憶がこんなにも脆いのかと愕然とするとともにそれが容易に共同幻想に染まるのは恐ろしすぎる。

2016/02/27

小早川

木曜アンビリバボーにあわせて。問答無用の押し付けがあったのだと思うと苦しくて恐ろしい

2020/04/02

澱緑

虚偽記憶は非常に興味深いが、同時に全ての性暴力被害者を疑う人々が増えないように願う。

2017/07/15

メロン泥棒

アメリカで実際にあった身に覚えの無い娘への性的虐待により実刑判決が下された事件の詳細な経緯と考察。アメリカらしい悪魔信仰や嘘発見器、心理学の誤謬なども絡んでくるが、自白だけに頼った冤罪事件として日本でも十分に起こりえる。むしろ、日々起こっているのでは無いだろうか。

2010/07/17

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