新井素子SF&ファンタジーコレクション1 いつか猫になる日まで グリーン・レクイエム (新井素子SF&ファンタジーコレクション 1)
新井素子SF&ファンタジーコレクション1 いつか猫になる日まで グリーン・レクイエム (新井素子SF&ファンタジーコレクション 1)
- 作家
- 出版社
- 柏書房
- 発売日
- 2019-07-26
- ISBN
- 9784760151561
新井素子SF&ファンタジーコレクション1 いつか猫になる日まで グリーン・レクイエム (新井素子SF&ファンタジーコレクション 1) / 感想・レビュー
クライゲッコー
グリーン・レクイエムを読んでみたくて購入。新井素子作品は初めて触れる。「いつか猫になる日まで」、「グリーン・レクイエム」、「緑幻想」いずれも少女小説色が強いけれども、あまりこの手の小説を読み慣れていない私でも楽しめた。この中だと、「緑幻想」が良かった。田舎にいた頃の自分が根元的に思っていたことが、文書化されたような気がした。SFって自由。私の産まれる前の作品だけれど、どれもヒロインがすごくキュート。そして、あとがきもチャーミング。他の作品も読んでみたくなった。
2019/10/12
Norico
星へ行く船シリーズ読んだら懐かしくなってしまい、新井素子さん再読。色んな宇宙人でてきて面白い。いつか猫に…の誠は、太一郎さんの系譜で、更に若く青くした感じでかわいい。何しろ一番すごいのは、あとがきが全部収録されていること。とにかくすごい量でビックリ。
2021/10/10
CCC
新井素子初期の中長編3作(うち2作はシリーズ)とあとがき10個くらいが入ったボリューミーな一冊。『グリーン・レクイエム』はオチが好みだった。それもあって『緑幻想』はある種蛇足にも感じた。ただ別段付け足しということはなく、着想的にはむしろこちらが先のよう。シリーズとしてはヴィーガンの論理を植物に転用しているような発想が目を引いた。植物の論理が人間に都合がいいような気がしたが、そうしなければ解決不能な問題が浮かび上がってきて別の話になりそうなので、そこはやむを得ないか。
2023/02/11
漢方売り
「絶対猫から動かない」を読んだら再読したくなりました。数十年振りの再読な割に、結構覚えている自分の記憶力にびっくり。最近は忘却能力の方が優れているが、昔の記憶って最近のことより、鮮明に覚えているって不思議だなぁ。再読して、やっぱり「絶対」より「いつか」の方が好きだと実感。文章が若く未熟である点が、また良かったりしました。初期作品、また読み直したいです。星へ行く船シリーズは新版時に読み直したけど、二分割とか節句とか、何年読んでないんだろう。
2020/08/23
空飛び猫
異星人と人類と 違いが産み出すもの
2020/08/09
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