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新井素子SF&ファンタジーコレクション3 ラビリンス〈迷宮〉 ディアナ・ディア・ディアス

新井素子SF&ファンタジーコレクション3 ラビリンス〈迷宮〉 ディアナ・ディア・ディアス

新井素子SF&ファンタジーコレクション3 ラビリンス〈迷宮〉 ディアナ・ディア・ディアス

作家
新井素子
日下三蔵
出版社
柏書房
発売日
2019-11-27
ISBN
9784760151585
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新井素子SF&ファンタジーコレクション3 ラビリンス〈迷宮〉 ディアナ・ディア・ディアス / 感想・レビュー

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くみこ

「ラビリンス 迷宮」は、人喰い神に美少女二人が対峙するファンタジー。軽いお伽話かと思いきや、人を喰う神と二人の少女との関係は緊張感で一杯だし、人類の愚かさ傲慢さ、生命や文明について深く問われるような、壮大な物語でした。「ディアナ・ディア・ディアス」は、王族の"血"を巡る物語です。高貴な血を持つ母と息子の、避けても、目を背けても逃れられない運命が描かれ、独特の世界観が広がる作品でした。"生"や"原罪"など宗教的な雰囲気を漂わせる重厚感も。他2篇の短編は、小気味良い会話とブラックユーモアが楽しめます。

2020/04/06

Norico

前巻の扉を開けてと同じ、異世界ものシリーズ。あとがき読むと、この世界でもっと色んなお話しが考えられてたんだなぁ。いまさらだけど読んでみたかった。

2021/10/27

ムーミンママ

著者も言っているように《ディアナ・ディア・ディアス》しんどい作品でした汗 こんなに『血』に抗えないのはキツい。。逆に《週に1度のお食事を》《宇宙魚顛末記》はブラックユーモアたっぷりで楽しく読了。

2022/01/08

akapon

完結巻。この巻には長編作品「ラビリンス〈迷宮〉」、「ディアナ・ディア・ディアス」の他に「週に一度のお食事を」、「宇宙魚顛末記」も収録。久しぶりに読み返した二長編の傑作ぶりに改めて驚嘆した。読んでいるこちらの心身を容赦なく抉ってくる感じがたまらない。恒例の収録作既刊全あとがきを読むと、「扉を開けて」も含むあちらの世界の壮大な物語構想の一端を窺い知ることができ、それ故「ディアナ・ディア・ディアス」の後の物語が読めないものだろうかとあの頃感じた切なさがまた蘇ってしまい、そんな自分に苦笑したのであった。

2019/12/11

空飛び猫

世界を変えるほどの才能 それ故に苦しみ、傷つくこと

2021/01/24

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