kaze no tanbun 移動図書館の子供たち
kaze no tanbun 移動図書館の子供たち / 感想・レビュー
よこたん
“有名な問いがある。誰もいない森で木が倒れたら、音がするか?(羽音)” Kaze no tanbun第2弾。先に第3弾を読んだけれど全く順番関係なさそう。というか短文集というくくりと趣きが同じだけのよう。またしても、私の噛みしめが足りないのか、よくわからないものが多くて、苦笑い。伴名練さんの「墓師たち」、勝山海百合さんの「チョコラテ・ベルガ」、藤野可織さんの「人から聞いた白の話3つ」が好み。どうも、小川洋子さんや川上弘美さん的風味が漂う作品に引き寄せられる。異世界なのかSFなのかわからない世界に。
2021/09/26
rosetta
★★✩✩✩殆どが名前すら聞いた事のない書き手。装幀だけが素晴らしいが、内容には読む価値もない。誰に何を届けたくてこんな本を企画したのか全く理解できない。小説なのかエッセイなのか論文なのか。ただの試し書き?フリーペーパーや同人誌並みのまるで素人が書いたような文章がダラダラと綴られている。目次を最後の巻末に載せている意味も不明。こんな本に1800円も出した人は可哀想。
2021/06/02
スイ
「短文」ばかりで、小説だったりエッセイだったり。 斎藤真理子さんのが断トツで好き。 伴名練さん、乘金顕斗さんの作品も、短いのだけど一冊みっちり読み切ったような充足感だった。 凝った装丁も素敵。
2021/02/22
十二月の雀
短編の上手い作家は名手、とはいうけど、短文の上手い作家は……奇手?トリックスター?テキトーにそんなことを思って読んだ。では短文とは何だろう?小説だろうか、詩や散文だろうか、ルポルタージュだろうか、謎の呪文だろうか。シリーズ第2弾から読んだから全然わからない。わかるようなわからないような、わかるふりして読みきって、短文の世界をもう少し知りたいと思う。あ、どうもどうも、こちらが短文の世界ですか。
2021/01/14
かもめ通信
今回のお気に入りは、斎藤真理子、藤野可織、松永美穂
2021/02/11
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