銀座に住むのはまだ早い
銀座に住むのはまだ早い / 感想・レビュー
starbro
小野寺 史宜は、新作中心に読んでいる作家です。銀座の街に関するエッセイかと思いきや、上限五万円で住める東京23区のまちを探索する足掛け3年の記録でした。 しかしスタートの千代田区からして6万円と予算オーバーを許してしまう緩い企画でした(笑) 私なら、神田神保町ではなく、神田岩本町を選んで5万円以下の物件を見つけられる自信があり〼 https://www.kashiwashobo.co.jp/book/9784760154920
2023/04/25
モルク
初のエッセイ集。銀座愛に満ちた著者が銀座には住めないけれど家賃5万円以内で住める住居を東京23区内で探すという「SUOMOタウン」で企画連載されたもの。選んだ物件の周辺を散策し公園、店舗を訪れる。地図を開きながらあら、ここの公園かしら、図書館も…と一緒に楽しめる。そして小野寺作品の登場人物に関わる町もあちこちにあって、ここだったのかと感慨に浸る。
2023/04/04
まちゃ
作品の印象とはまた違う小野寺さんの人となりを垣間見れて新鮮でした。「ノー銀座、ノーライフ」とは(笑)。毎回の喫茶店とランチ探訪は微笑ましく、羨ましかったです。不動産・住宅情報サイト「SUUMO」とのタイアップ企画。東京23区ならどこに住むか、家賃5万円ならどこに住めるのか。小野寺さんが実際に現地を歩いたエッセイ。
2023/03/01
ゆみねこ
小野寺さんのエッセイは初読み。不動産情報サイトSUUMOとのコラボで東京23区内で上限5万で住める物件を探しつつ町を歩きランチを楽しみ美味しいコーヒーを飲む。その町の図書館を訪ねて自作の蔵書数を確認したり、過去の作中の登場人物の住む場所やエピソードもあったり、小野寺ファンは楽しめること間違いなし!掌編小説も含め堪能しました。
2023/03/12
Ikutan
銀座の街が大好きだという小野寺さんが、東京23区のそれぞれの町で、家賃5万円以内の物件を選び、周辺を散策するというSUUMOタウン連載のエッセイ。それぞれの町の図書館を訪ねたり、公園に立ち寄ったり。毎回ランチのお店とカフェも紹介されています。土地勘の全く無い東京でしたが、地図を見ながら読み進めるうちに、一緒に散歩している気分に。小野寺作品の舞台があちこちに登場するのも楽しいし、小野寺作品以外にも『食堂のおばちゃん』の舞台などのイメージも沸いてきますね。お陰で知らなかった東京が、ちょっと身近になりました。
2023/03/26
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