スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編 / 感想・レビュー
ito
経済用語も平易な言葉で説明されており、重要な論点が理解しやすい良書。個人的に驚いたのは、グラフが出てこないことだ。経済学を挫折するの理由として、グラフの理解にあると思う。グラフの説明なしに直観で理解できるように説明されているところがポイントだろう。なぜ経済成長が必要なのか。デフレ下における金融政策はうまくいかない等の重要論点がすんなり理解できる。ミクロ編も読みたい。
2013/11/23
ちゅんさん
ミクロ編に比べると少し分かりにくい所はあったがミクロとマクロの違いからくるものかもしれない。概ね分かりやすくて読みやすい、経済の入門書にはうってつけの一冊だと思います。
2022/05/06
PONSKE
「インフレがようやくわかった」国同士でやり取りをする時代なので、マクロの方が面白いかも。実は“インフレ率を考慮する”という意味を理解しておらず、経済成長率から引き算をするだけの楽なものだと知り驚いた。著者は保護貿易に対しては懐疑的で、それなら米中の関税合戦はなんだかなと思った。
2018/04/08
三井剛一
ミクロ編に比べ苦労したが、経済学の入門書の中では、わかりやすい部類だと思う。ケインズ派、新古典派の違いをうまく組み合わせたモデルはできていない。需要と供給、短期・長期の視点から理解しておくのは必須。財政政策、金融政策についての説明もわかりやすい。経常赤字を減らすのも経済成長を促すのも国民貯蓄率をあげることが目標になる。今回の利上げで、日本はどうなっていくのか。動向を追いながら勉強を続けよう。
2024/07/25
hisato
今の経済の在り方が良い悪いは分かりませんが、仕組みは知っておかないとと思いつつ、前々から読んでみたかった一冊でした。 が、ミクロ編が先だとは知らなかった・・・ ミクロ編を読んでから再度読んでみるという楽しみができましたw 内容は日経新聞を読む程度、ネットで経済系のニュースを見る程度の自分でも割と分かりやすく翻訳されていました。特に中銀や金利の話は分かったようで分からないまま、話が流れていくので個人的には本で読んでおくのが一番理解できました。しかし、これで入門なんですね・・・奥は深そうだ・・・
2016/09/06
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