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ボケ日和―わが家に認知症がやって来た! どうする?どうなる?

ボケ日和―わが家に認知症がやって来た! どうする?どうなる?

ボケ日和―わが家に認知症がやって来た! どうする?どうなる?

作家
長谷川 嘉哉
矢部太郎
出版社
かんき出版
発売日
2021-04-21
ISBN
9784761275440
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ボケ日和―わが家に認知症がやって来た! どうする?どうなる? / 感想・レビュー

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ネギっ子gen

【笑えると、介護ってけっこう何とかなるのです】自身が元・介護家族である認知症専門医が、認知症の進行具合を春・夏・秋・冬の4段階に分け、そのとき何が起こるのか、どうすれば良いのかを患者のエピソードを交えて紹介。著者は書く。<認知症がどう進行するかを知っていると、患者さんにギョッとするような症状が出てきても、介護者さんは余裕をもって対処ができます。ときどき、笑えます。すさみがちになる心を守れます。まずは、患者さんよりも、介護者さんの心身を守ること。ご家族に認知症の方が出てきたとき、これが一番大切なこと>と。⇒

2023/12/20

じいじ

長閑な『ボケ日和』のタイトルが好いじゃないですか。常々家内や子供たちに、じいじは「まだ大丈夫だよ」と啖呵を切っている身として読んでみたくなった。「いま、認知症を治す薬はない!」と著者の先生は曰く。また、人は誰でも○十歳になったらボケるとは決まっていません。私のおやじは93歳で他界する2・3年前まではボケる気配はありませんでした。読み終えて、冷静に自分を見ると、先生の言う「認知症予備群」に、私が突入しているのが分かりました。家内は勿論、娘・息子にも迷惑をかけないで逝きたいと思いました。【図書館】

2024/10/30

yumiha

認知症の現実はほっこり温かくはないんだけれど、マイナスイメージを払拭するようなタイトル。あらかじめ知っておけば、だいたいのことは何とかなると認知症専門医である著者がおっしゃる。認知症の中核症状(前頭葉の機能の低下、とっさの判断力の低下など)よりも、その結果引き起こされる周辺症状(妄想、易怒性、徘徊など)の対応に介護者が悩まされるのは、その通りだ。500人以上もの在宅看取りを経験された訪問診療医だけれども、高齢者ホームの良い所を強調されていたのは、介護者側の立場だからだろうか?そうでない場合を経験したが…。

2023/12/25

クリママ

著者は認知症専門医。認知症の平均介護期間は6~7年。「ちょっと変な春」「かなり不安な夏」「困惑の秋」「決断の冬」と認知症の段階ごとに症状、家族の対応などが具体的に書かれている。親しみやすい文章でとても読みやすいが、認知症患者自身の本にないようなかなりシビアな状況まで書かれており、家族の並大抵ではない苦労がわかる。まさに日々認知症患者にかかわっている医師の言葉で、患者だけでなく、介護する家族へも労りも感じられる。「事前に知っていれば、だいたいのことは何とかなるもんです。」この本も、ぜひ手元に置きたい1冊だ。

2024/10/03

shikashika555

矢部太郎さんのイラストにひかれて手に取る。 死が避けられないのと同じく、長生きすると認知症も避けては通れない問題になってくる。 本人はもとよりであるが、周りの近しい人間がいちばんツラい。 でも予備知識があれば だいぶツラさは和らぐ。 認知症専門医による認知症とその治療やケアについての解説書。 読みやすくて、読み手への愛情あふれた内容でした。 親を見て、不安に感じたら読んでみるのをおすすめします。

2023/05/27

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