森ではたらく! 27人の27の仕事
森ではたらく! 27人の27の仕事 / 感想・レビュー
ユカ
図書館で。『神去なあなあ』シリーズの三浦しをんさん、その映画『WOOD JOB!』の監督矢口史靖さんのお名前が目に入ったので、借りてみました。全部で約30名の森人たちによる森に関するエッセイ集です。興味がわいたところを順不同で読んでいったので読み切れていないかも。しをんさん、矢口監督、写真家の足立さん、狩人の永吉さんの体験談がおもしろかった。「森あたり」できる本(笑)
2014/09/22
けんとまん1007
森ではたらく!といっても、想ここにある27を想像できる人っているのだろうか?それくらい、幅が広いし拡張性も高いと思う。生きる・暮らすという中に、森がしっかりと存在している。ここには森に限らず、働くという視点が明確にあり、それはいろんな場面にもあてはまる。最後のほうに、27人の共通点が書かれていたが、なるほどと納得した。今のこの国のリーダーと言われている人たち(あくまでメデイア上の話)には、欠けている点が多いと思った。日本という国は、森が身近にあり、改めて恵まれていると思うし、次世代に残したいと思う。
2014/07/21
onasu
「森ではたらく」とは、森から何らかの糧を得て暮らすということで、ここに紹介されている27人、全ての方に興味を覚えました。 糧にできるものは、材木や薪に限らず、狩るや採る、染めるや香らせる等など。国土の七割を占める森林が廃れる一方なんてのは、もったいない! でも、そう易々とそれを活かして暮らしていくなんてのも能わない。なんで、ちょっぴり山好きの都会ものは、覗いてみたくなるのですね。 2014年の発行なので、その5年後の現在も気になるところ。著書としては、詰め込み過ぎ&一本調子で、もうひとつだけどね。
2019/07/18
テディ
森でお仕事をされている方たちの本。自分の想いと、それを実行に移す行動力とが、みなさんを支えているのだなあと思いました。ちょっときっかけがあって、人が仕事に向かう姿勢について考えていたので、読んで良かったと思います。私は学生ですが、将来のためにも。
2014/10/11
Akihiro Nishio
様々な形で森と関わって生計を立てている人たちが紹介されている。森に関わっているせいか、皆さんロマンチックで文章がうまい。しかし、こういう自分の知らない世界のことを知ることができる本はいい。近年、人が何を考えどう生きているのか想像する力が失われているんじゃないかな。例えば林業は斜陽産業だから関わる奴は馬鹿とか、表面的な情報を受けて決めつけがちな人が、こういう本をきっかけに、もっと人を良く知ることへ向かえばいいなと思う。
2014/08/31
感想・レビューをもっと見る