風と共に去りぬ: スカーレットの故郷、アメリカ南部をめぐる (求龍堂グラフィックス)
風と共に去りぬ: スカーレットの故郷、アメリカ南部をめぐる (求龍堂グラフィックス) / 感想・レビュー
あいくん
☆☆☆「風と共に去りぬ」の作者スカーレットはアメリカ南部の出身です。この本は「風と共に去りぬ」の原風景を探し、アメリカ南部の今と昔を訪ね、マーガレット・ミッチェルの人物像を明らかにし、「風と共に去りぬ」の映画化について触れています。「風と共に去りぬ」の旅の手引きも載っています。写真やスケッチで視覚的にわかりやすく示されています。「風と共に去りぬ」の小説はアメリカ文学界で冷遇され、映画は厚遇されてきたと言います。文学界は娯楽読み物を軽蔑しますが、映画界は娯楽映画の方が芸術映画よりも評価が高いからです。
2019/09/01
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