カスバの男: モロッコ日記 (EARTH BOOK)
カスバの男: モロッコ日記 (EARTH BOOK) / 感想・レビュー
びわこっこ
カスバとは、アラビア語で「城塞(じょうさい)」のこと。スペインや北アフリカに中世に造られた、首長の城🏰や遺跡を、画家の大竹伸朗氏が旅をしながら、描いたスケッチやポストカードとエッセイが綴られている。副題に「モロッコ日記」とあり、タンジールやマラケッシュでは、水瓶やモザイク工場のモザイクやカラフルな瓦、馬車など描きたい材料が溢れていて、旅の日程では描ききれなかった様子。でも、私は大竹氏が住む、四国、愛媛県の宇和島の海の風景の方が好きだなぁ~。🌊
2023/02/26
夏子
画家の大竹伸朗という方の書いたモロッコ旅行記。沢山のスケッチが掲載されていて独特の文章と一緒にまるで夢を見ているような熱いイスラム世界の空気が伝わってくるよう。
2018/02/08
じょうこ
荒井良二さんの「ホーラ・イワンコッチャナイ日記」でいい気持ちになったので、続いて、アーティストの旅日記。無用旅禁止のこの頃、旅本自粛した方が良いかな〜は杞憂だった。スケッチも水彩も色鉛筆も写真も、蟄居する身に風とともに届く。文章は彼の声となって届く。タンジールに着いたばかりの絵と、旅最後の絵と比べると、旅人が土地にだいぶ同化したように見える。本はページを繰って簡単に比べられるから、やっぱりいいなあ。一冊の本=作品。書くではなく、作る。だね〜
2020/05/20
わたし
面白い、アートというものに凝り固まったとき、この人の本を読もう
2018/12/03
Yuji Ozaki
K氏に借りた本。ときたま人に本を借りるのは良い刺激になる。モロッコ行ってみたいな。写真を撮ることと絵を描くことの違いについて考えさせられた。前者は記録するもの、後者は記憶する作業かな
2013/05/17
感想・レビューをもっと見る