弘兼式 なりゆきまかせの生き方のススメ (サンマーク文庫 ひ 4-1)
弘兼式 なりゆきまかせの生き方のススメ (サンマーク文庫 ひ 4-1) / 感想・レビュー
すうさん
弘兼さんの人生論。どうしても強い島耕作のイメージが強いのだが、私は「黄昏流星群」を描く弘兼氏の方が好きだ。要は強い意志で人生を戦い、結果勝ち抜いてきた人生論より、苦しみ抜いた後にあるかすかな希望や幸せを感じられる人生の方が親近感がわく。肩肘張らない成り行き任せの人生を勧められても、苦しむ都度そういう人生を送るのだという強い意志が必要だ。「悲観主義は感情で楽観主義は意思だ」という彼の言葉に、彼が勝ち抜いてきた人生を感じる。しなやかに生きる弘兼氏に憧れつつも、滑って転ぶ自分の人生にもエールを送りたいと思う。
2018/02/28
hinotake0117
島耕作シリーズでおなじみの氏による生き方論。 いい具合に力を入れすぎず、ただ自分のスタイルはしっかりと持って過ごすことこそ男の美学。 後半は氏の豊富な趣味についても言及し、本当にカッコいい男はそうした多趣味さも大事。 https://t.co/zbeeXRYqZx
2022/07/24
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