〈マンガ〉法然入門: 念仏信仰に捧げた苛烈な生涯 (サンマーク文庫 C- 30)
〈マンガ〉法然入門: 念仏信仰に捧げた苛烈な生涯 (サンマーク文庫 C- 30) / 感想・レビュー
がんぞ
日本古来では「怨霊」を恐れ、平安時代には死刑も行われないほどだったが、それでは政治決着が難しくなって「怨霊も後生も恐れない」武士が台頭してきた、武士は「自分の土地を耕して糧を得る」農民の進化。口分田制度が崩壊し漁業など一次産業でない商業・流通業・流民も発生/有閑階級しかできない観念念仏でない口唱念仏を、聖道門に対し浄土門として庶民に勧めた/『往生要集』にも「穢土一日の修行は極楽千年の修行に勝る」とある。「あとからやろう」は甘いんじゃないかな/大乗経典はお節介な面がある。のち一向一揆など武力蜂起につながる
2024/01/20
√る~と
マンガだからあっという間に読める。法然こそ偉大。父親の漆間時国も立派だった。この父がいなければ法然は存在せず。法然がいなければ親鸞も存在せず。浄土門と聖道門、専修念仏と報恩念仏も仏教の素人の自分でもこのマンガで概ね理解できるからこのマンガ、良くできているのかも。もう何十回も読んでる。
2019/03/30
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