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償い (さだまさし絵本シリーズ)

償い (さだまさし絵本シリーズ)

償い (さだまさし絵本シリーズ)

作家
さだまさし
おぐら ひろかず
出版社
サンマーク出版
発売日
2003-01-01
ISBN
9784763194862
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償い (さだまさし絵本シリーズ) / 感想・レビュー

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とよぽん

罪の償い、罪を許す、過失と故意、賠償金、人間の哀しさ優しさ・・・取り返しの付かない失敗、ああ、まとまらない。さださん、重くて苦しいテーマを歌ったものだ。絵から音楽が聞こえてくるような感じ。

2023/02/23

瑪瑙(サードニックス)

本当の償いとは何かという事を、ある裁判官が全然反省していない様子の被告の少年達にこの話をした事はあまりにも有名な話。はたして少年達の心に響いたのか?疑問が残ります。でも多くの人はきっとこのお話を読むと心が痛むと思います。加害者となってしまった男性。そして被害者の遺族となってしまった女性。どちらの気持ちも痛いほど分かります。私もまた被害者の遺族だから。

2017/11/26

糸車

グレープ時代からのさださんファン。この本が出版されると聞いて本屋へ直行。「償い」を初めて聴いたとき、涙がこぼれた。でも絵本?大丈夫なのか?暗すぎない?といろいろ不安だったのだけれど、ページをめくって衝撃を受けた。淡く優しい色合いのイラストに淡々とした言葉が綴られていて・・・あっという間に涙でページが見えなくなった。本屋の片隅で、他のお客さんに背を向けハンカチを探した。歌とはまた違う視覚というもので捉えてもやはりこの作品はずっしり重く悲しい。わたしはこの人たちのように真摯に人と向き合うことが出来るだろうか。

2016/02/06

まさまま

さだまさしさん2作目。実話が元になっている作品。歌をご存知の方もいらっしゃるのでは…人は過ちを犯す生き物ですね。「謝罪」「誠意」「許し」様々なことを問われます。自分は「間違った」と認識した時に誤魔化し逃げる人間なのか、きちんと自分の責任と立ち向かえるのか…ある裁判長の説諭にも用いられ、多くの人々の心に届いたことに救いを感じました。おぐらひろかずさんの絵がとてもとても優しいです。

2021/03/05

あいあい

再読。Facebookを眺めていて、あるコミュニテイに貼られているリンクを見つけた。実話に基づいた話。さだまさしのアルバム「夢の轍」(1982年)の中の名曲。ある裁判で裁判長が被告人に語った説諭で話題になり、製作された模様。非常に重いテーマだが、「ゆうちゃん」の誠実さ、被害者の奥さんの寛容な心が「歌詞」の中に十分表れており、文章を読むと間違いなく涙してしまう。勿論、曲も、聴く度に泣いてしまう。おぐらさんの絵がとても優しい。http://amijuku.com/index.php?masasi

2014/12/16

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