人工知能とは (監修:人工知能学会)
人工知能とは (監修:人工知能学会) / 感想・レビュー
izw
13人の著名な研究者が人工知能に関する考えを質問に回答する形式で述べている。主なトピックスは、知能、人工知能、人工知能研究、身体性、意識・心、知識、シンギュラリティ。学会誌に毎月一人ずつ担当して連載していて、それまでの記事を踏まえて議論を展開していて、それぞれの主張が対立する点、微妙に異なっている点が浮き彫りされていて興味深く読める。何人かについては、著書も読んでみたいし、講演の機会があれば聞いてみまたい。中島秀之先生の「知能の物語」はさっそく購入した。
2016/07/22
ころこ
人工知能学会誌を一般向けに簡単にしたもので、技術的な紹介というよりも、人工知能とは?人工知能に身体は必要か?というような問題を研究者13人が答えています。10番目に松尾豊さんが登場し、ディープラーニングを簡単に説明しつつ、その先に目線を向けています。それぞれ学問的出自が違い観点も様々なので、統一した方向性があまりなく、はっきり言ってイメージが掴みにくかったという印象です。少なくとも構成的なアプローチから仕事のできるモノ(ロボット)をつくることを重要視している人から、分析的なアプローチから脳科学のような
2017/02/15
おすぷれみす
池上高志さん目当てで買ったけど、半分くらいは目新しい話もない内容でした。もう半分は興味深かったです。
2016/08/08
M_Study
学会誌からの抜粋なので専門用語が多く結構難しい。人工知能には様々な技術があるだけではなく、捉え方もアプローチの仕方も様々。知能を作るためにロボットのような身体性が必要という見解が多かったのが意外だった。この分野、様々な発展の仕方があり、まだまだ面白くなりそうだ。
2016/06/13
シロクマとーちゃん
人工知能学会が企画した特集。「知能とは何か?」や「人工知能に身体性は必要か?」など、設定されたトピックスに対して、13人の研究者がそれぞれの議論を展開する。これを読むと、人工知能の研究分野がいかに多様かがよくわかる。また、若い学会というのはこういう議論がある場所なんだということもわかる。様々な方向への発展を期待させる面白い一冊。
2017/09/20
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