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みらいめがね2 苦手科目は「人生」です

みらいめがね2 苦手科目は「人生」です

みらいめがね2 苦手科目は「人生」です

作家
荻上チキ
ヨシタケシンスケ
出版社
暮しの手帖社
発売日
2021-09-14
ISBN
9784766002225
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みらいめがね2 苦手科目は「人生」です / 感想・レビュー

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けんとまん1007

やわらかな平易な言葉で、実は鋭く切り込んでいるチキさんの文章。ひらひらと、身をかわしているようで、さにあらんや・・今の世の中の多勢と違うところへ着地する。それを、ヨシタケシンスケさんの絵が、うまく解釈して描ている。さすが、ヨシタケシンスケさん、ここまでチキさんの思いを端的に描けるとは。何でも、決まり事のように、色分けしようという流れは何とかしないと。

2021/12/25

ルピナスさん

荻上チキ氏、初めて知りました。自分が幼い頃から感じていた世の中に対するモヤモヤを言葉にするとこのようになるのかと謎が解けた感じです。家族団欒で観るテレビ番組。皆笑っているけど私は笑えない。それは「笑いの先に誰かの涙があることや、自分への呪縛もある」ことに気づいてしまったからなのかと納得する一方で、荻上さんが紡ぎ出す様々な視点には自分が想像だにしなかったようなものも沢山で、優しさを感じると同時に、発する言葉を丁寧に選び責任を持ちたいとも思いました。見えにくい場所を意識的に見る「みらいめがね」私もかけ続けます

2022/05/25

shikashika555

「自虐の落とし穴」「『フレーミング』に気をつけろ」「会話の作法」 書かれていることに思い当たる。 他人を嗤うような表現や性的な表現には嫌悪感を覚えるが、過去には自分もそれらの表現で笑ってもいたことを思うと すごく気持ちが悪い。 自分は単に誰かの発する「より同意できる」意見に合わせて認識を変えてきたに過ぎない。 自分のいい加減さを再認識して情けなくなることもあるが、冷静に考えれば人とは皆、正しくありたいと願いつついいかげんなのかもしれない。 このままいくしかないのか。

2022/09/11

ネギっ子gen

第2弾も面白かった! っていうか、このお二人の感性、好きだなぁ~。好きなものを集めて心を守る、相手を困惑させる自虐は禁止、理不尽な校則の実態調査、香港の現状報告などなど、生きやすい社会にするためのチキ氏の思いに、ヨシタケ氏がヒーローやロボットなどを登場させ、クスッと笑えるイラストで呼応。視野を広げ生き難さをはじき飛ばす14話と傑作あとがきマンガも収録。<常に何かを、しかも同時並行で行っていないと気がすまない時間貧乏性/インプット過多で、咀嚼不足。つくづく、一つに集中するのが苦手>というチキ氏に、共感大!⇒

2021/12/15

ちいこ

あ~何か色々な視点をもらえた気がする。もやっとしている所を綺麗に解読してもらったような。

2021/10/10

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