ノーム 不思議な小人たち 愛蔵版
ノーム 不思議な小人たち 愛蔵版 / 感想・レビュー
ぶんこ
まさか1、2キロもある大型本とは思いませんでした。持ってきてくれた家族に感謝。そして、この本を作ってくれたヴィルとリーン、ノームのトンテにも感謝です。ノーム辞典ともいうような詳細な解説がなされていて、読んでいる間は本当にノームがいると思い込まされてました。1番興味津々だったのがノームの家。アルコーブのベッドも魅力的。トイレの美しいこと!生活を楽しんでいる家。更に一緒の世界にいる動物たちとの共存。ノームの優しさが、うさぎやモグラやコオロギたちと仲良くできるのでしょう。戦争を嫌うノームを見習いたい。
2019/08/23
seacalf
顔は思いきり成人なのに仕草や表情が本当に可愛い小人のノーム。大人でもブランコが好きだったりする彼らの生態や風習がこと細かく紹介されている楽しい本。「野生生物画のバッハ」と呼ばれていたリーン・ポールトフリートの絵が素晴らしいこと。夢中になって頁を捲ることうけあい。彼らの家にお邪魔して宝石が埋め込まれた王座のようなトイレットを使わせて貰いたいな。鼻と鼻をこすりあわせる親愛の情を幼い頃にされていたので、うちはノームの家系かもしれない。我が家の庭にもうっかり隠れそびれた赤い帽子が見えるといいのに。幸せになる一冊。
2019/04/30
ほむら
赤いとんがり帽子の不思議な小人「ノーム」の専門書です。ノームの骨格、内臓機関、その能力、お友達、結婚、寿命、家のこと。体のつくりこそ人と似ていながら、野生の動物たちや森と完全に調和し、自然を犠牲にせず暮らす純真な心を持ったノーム。生息地は主に湖・海に面した北アメリカ、そしてヨーロッパ全域に及びます。ポールフリート氏とヒュゲイン氏によるノーム観察記は、威厳のある優しいノームたちの協力により素晴らしいものとなっています。眩しい昼間にポーズをとってくれたり、自宅の紹介に積極的な魅力的なノームです。
2014/01/30
栗 餡子
ノームの生態を事細やかに丁寧な挿絵と共につぶさに解説、本当に存在しているのねって思えます。作者の方々のノームへの愛情やこだわり満載の贅沢な一冊です。
2014/01/17
くまこ
「愛蔵版だけあって豪華ねー。完全にカラー図鑑と言っても過言ではないね。すごいよ、これ」「うん、びっくりした。本の厚みと重さが全然違うね。読み応え、見応えとも、重量感ばっちり」「間違って本が倒れてきたら、おしつぶされちゃうね、ムギュームギュー」「いや、そりゃ、あんたがぬいぐるみだから」
2014/04/16
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