諦女 宮崎吐夢のOL短編集
諦女 宮崎吐夢のOL短編集 / 感想・レビュー
九鳥
宮崎吐夢さんが好きすぎる。これが小説デビューっていうのにびっくりした。吐夢さんの頭の中には女子(低テンション、妄想激しめ)が住んでいる。あだ名づけのセンス、脈絡のない雑談、ふんわり名人への思い入れ、西原理恵子、ディテールの微細さが肝だ。「動物園で、私は」の妄想に思わず爆笑。「マリアの運命」のオチのやっつけっぷりに、「おっぱい占い」の片鱗を見た。
2009/06/16
ちゃんいー
ああ面白かった。最高。冒頭の、顧客につけたあだ名リストで完全に虜になりました。こういうおげれつ大好きです。
2009/11/11
まみ
吐夢さん好きなのですよう。初の短篇集、私OL経験ないけど笑わせてもらいました。てか吐夢さんもOL経験ないはずですよねえ。それなのにどうしてこうもOL心がわかるか。そして下品なことを書いても上質な笑いになるのは何故? ふんわり名人ふんわり名人ふんわり名人。ふんわり名人を食べたくなりました。
2009/10/23
エムコ
まず帯の「大人計画の諦め王子」で一笑。自分の笑いをプロデュースする際、微塵の妥協も許さない宮崎吐夢の初小説。OLの裏街道をちょっぴり垣間みるならぜひこの短編集を。分かるわかるわーと密かに思う女子も少なからずいるはず(笑)。
2009/10/06
ポルポ・ウィズ・バナナ
意外に真っ当なカンジが。というか最近自分の嗜好に不安が…(味覚がバカになってないかという)
2009/07/02
感想・レビューをもっと見る